中村屋の中村彝展
2024-07-05 12:25:10

中村屋サロン美術館 開館10周年記念展「中村屋の中村彝」没後100年を記念し、洋画家 中村彝の芸術世界を巡る

中村屋サロン美術館 開館10周年記念展 「中村屋の中村彝」



2024年8月28日(水)から11月4日(月)まで、中村屋サロン美術館では開館10周年を記念した特別展「中村屋の中村彝」が開催されます。本展は、没後100年を迎える洋画家 中村彝の芸術世界に焦点を当て、中村屋サロンという文化サロンが育んだ、彼の画業と人生の軌跡をたどる貴重な機会となります。

中村屋サロンと中村彝



中村屋サロンは、創業者の相馬愛蔵・黒光夫妻が築き上げた、文化人や芸術家が集うサロンとして知られています。そのサロンの中心人物の一人であった中村彝は、1911年から1915年にかけて、中村屋の裏のアトリエを拠点とし、精力的に作品制作を行いました。特に、相馬夫妻の長女である俊子をモデルにした作品が多く、二人の切ない恋物語は、多くの人の心を惹きつけます。

展覧会の構成



本展では、中村彝の芸術世界を以下の3章に分けて紹介いたします。

第1章 1907年~1911年 太平洋画会で育まれた時代

中村彝は、太平洋画会に所属し、同時代の画家たちと交流しながら独自の画風を確立しました。初期の作品を通して、彼の才能が開花していく様子が見て取れます。

第2章 1911年12月~1915年4月 中村屋裏のアトリエ時代

中村屋サロンの中心人物として活躍した中村彝は、この時代、俊子をモデルにした数々の作品を生み出します。俊子との恋愛模様や、サロンでの交流を通して生まれた作品の数々を展示いたします。

第3章 1915年 日暮里・谷中、1916年~1924年12月24日 下落合のアトリエ時代

中村屋サロンを離れ、下落合にアトリエを構えた中村彝は、闘病生活をしながらも、創作活動を続けました。晩年の作品には、彼の内面を表すような深い表現が見られます。

忘れかけていた才能を再発見



本展では、中村彝の作品を通して、彼の画業だけでなく、激動の時代を生きた芸術家の生き様、そして中村屋サロンが育んだ文化の深淵に触れることができます。忘れかけていた才能を再発見する、貴重な機会をお見逃しなく。

イベント情報



本展では、展覧会をさらに楽しむためのイベントも多数開催されます。

ギャラリートーク動画配信 (YouTube)
第1回:8月28日(水) AM10:30 配信予定
第2回:10月4日(水) AM10:30 配信予定
開館日を記念して10月29日に来館された方全員に月餅を1つプレゼント
グッズを1,500円以上お買い上げの方に中村彝の一筆箋をプレゼント

中村屋サロン美術館について



中村屋サロン美術館は、株式会社中村屋が運営する美術館です。2014年10月29日に新宿中村屋ビルの3階に開館し、創業者 相馬愛蔵、黒光夫妻とそのサロンに集った芸術家たちの業績を後世に伝える活動を続けています。街の喧騒を離れ、ゆったりと作品を鑑賞できる、隠れ家のような美術館です。

施設情報

施設名:中村屋サロン美術館
開館時間:10:30~18:00 (17:40 最終入館)
休館日:火曜日
所在地:東京都新宿区新宿三丁目26番13号 新宿中村屋ビル3F
アクセス:JR新宿駅東口徒歩2分・東京メトロ丸ノ内線新宿駅A6出口直結
電話番号:03-5362-7508
URL:https://www.nakamuraya.co.jp/museum/

開館内容が変更になる場合がございますので、最新情報は公式ホームページをご確認ください。


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