宮崎市中心街を活性化するための新しいプロジェクト始動
宮崎市の中心街、若草通りでは、街を活性化させるための新たな取り組みが始まりました。コーワーキングスペースの「co-ba miyazaki」が、大学研究室と連携してコミュニティマネージャーを採用するプロジェクトを発表しました。
近年の宮崎市の街の変化
若草通り周辺では、以前より空き店舗の数が減少してきており、中心市街地においては平成17年における人口が約7,500人だったものの、平成22年度には約8,600人に増加しました。しかし、通行量は依然として減少傾向にあり、改善の余地があります。
特に近年はIT企業の進出により、宮崎市の中心街は新たな活気を見せています。2020年には新たな商業施設「アミュプラザ」がオープンし、市街地に多様な人々が集まることが期待されています。この環境の変化に応じて、人々がつながる場や、つなげてくれる人々が求められる時代が迫っています。
co-ba miyazakiの役割
「co-ba miyazaki」は、2017年の夏に「山と街をつなぐ」をテーマに開設されました。ここでの「コ」は「共に」を意味し、様々な人々がともに食事をし、悩みを話し、未来を語り合う場を提供しています。単なる仕事場の共有を超えて、コミュニケーションの場が生まれ、そこから新たな挑戦やコラボレーションが創出されています。今までに開催された400回以上のイベントを通じて、2万人以上の人々がこの空間で互いにつながってきました。
しかし、さらなる多様性と活気を求める中で、新たに専属のコミュニティマネージャーを採用することになりました。この役割は、来場者の理解者であり、また参加者同士をつなげる重要な存在です。
学生たちとの連携
コミュニティマネージャー採用のプロジェクトは、宮崎大学地域資源創成学部の学生たちの支援も受けています。彼らは街なかキャンパスの設立によって関係を深めており、お互いが楽しく活動できる街作りを進めていきます。
コミュニティマネージャー採用プロセス
コミュニティマネージャーの採用にあたっては、以下のスケジュールで進行します。
- - 募集開始: 6月15日(土)
- - 無料トライアル期間: 7月から1ヵ月間、co-ba miyazakiをオフィスとして利用しながらコミュニティマネージャーを体験することができます。
- - 選定および着任: 8月〜9月にかけてコミュニティマネージャーを選定し、着任予定です(予定は変更の可能性があります)。
参加方法
募集はFacebookなどのウェブサービスを通じて行われます。詳しい情報は「若草HUTTE & co-ba Miyazaki wakakusa st.」のFacebookページをご覧ください。
新たなコミュニティマネージャーが宮崎市の中心街をどのように活性化していくのか、今後の展開に期待が高まります。