次世代エンターテインメント『推しバース』の挑戦
名古屋市の名鉄生活創研と萩原エレクトロニクスが協力し、革新的なエンターテインメントサービス『推しバース』の開発を進めています。このプロジェクトは、オープンイノベーションプログラム「Co-Sou」を通じて実現されたものであり、AIアバターと対話する新しい形のエンタメ体験を提供することを目指しています。
『推しバース』の特徴
『推しバース』は、ユーザーが等身大のAIアバターと対話できるサービスであり、従来の推し活を一層充実させることを目指しています。この新しいプラットフォームでは、リアルな会話を通じてファンとのエンゲージメントを深め、個々のニーズに応えられるコンテンツの提供を実現します。特に、パーソナルスペースの確保と設置の容易さを両立させるために、株式会社UACJの新商品「origami+work」との提携が実現しました。
共同開発の成果
「Co-Sou」は、このプロジェクトの成功を支える重要な要素です。多分野にわたる企業が協力し、ニーズ調査やソリューション構築など、ビジネスの新たな可能性を切り拓くための活動を行っています。この共創プロジェクトを通じて、名鉄生活創研は『推しバース』に必要なバックエンドシステムの構築を行い、企画全体を支援しています。これにより、次世代エンタメの実現が加速しています。
Co-Souの取り組み
Co-Souのコーディネートサービスは、異業種との連携を通じた新規事業の実現を目指しています。これにより、企業は共に成長し、社会に新たな価値を提供することができます。また、Co-Souは情報活用プラットフォームなどのサービスも展開し、2026年には新たな情報活用方法を外販サービスとしてリリース予定です。
今後の展望
『推しバース』はますます進化を続ける計画で、2026年春にはサービスのベータ版を公開予定です。また、地元企業と連携することで、新分野の事業構築も進行中。今後開催予定のTechGALAサイドイベントでは、さらなる共創の機会が生まれることでしょう。
名古屋鉄道グループの一翼を担う名鉄生活創研は、AIを活用した実証実験「生成AI Wonder Market」でも成果を上げており、これらの取り組みが次世代のエンタメ市場をけん引する可能性を秘めています。一方で、UACJはアルミニウム総合メーカーとして、持続可能な社会の実現に貢献しつつ他業種とのコラボレーションも推進。新しい産業の創造には、柔軟な発想と協力が不可欠です。
『推しバース』の登場により、エンタメ業界では新たな潮流が生まれています。これからの展開にぜひ注目していきたいと思います。