児童が学ぶ「いのちのつながり」
和歌山県白浜町にあるアドベンチャーワールドでは、JAわかやますさみ支店と連携し、周参見小学校の児童たちにサツマイモの植え付け体験を行います。これは今年で3回目となる取り組みであり、児童たちがサツマイモを育て、その収穫を動物たちに届けることで、食べ物がどれだけ大切かを体感します。
体験の詳細
- - 実施日: 6月6日(金)午前10時30分~(収穫は秋ごろ)
- - 場所: すさみ町の畑
- - 対象: 周参見小学校の1〜2年生、計26名
この体験は、児童たちが植物を育てることを通して、食べ物が人間だけでなく動物たちにとっても重要であることを学ぶ機会となります。サツマイモの収穫時期には、自らが育てたものをパークの動物たちに与えることで、温かい思いを共有します。
JAわかやまの役割
JAわかやまは、2025年4月1日に和歌山県内の8つの農業協同組合が合併して誕生します。紀伊半島の南西部に位置するこの組織は、温暖な気候を活かして多様な農作物の栽培を行っています。農業を通じて地域振興に取り組むJAわかやまは、地域の特色やブランドを大切にし、組合員の声を反映した運営を心掛けています。食育事業は、農業の重要性を子どもたちに理解してもらう一環として企画されているのです。
アドベンチャーワールドのSDGs宣言
アドベンチャーワールドは、「いのちを見つめ、問い続ける。」をテーマに、自然と命の尊さを体感できる場所を目指しています。パークという小さな地球を通じて、生命が再生し、循環する未来を創出することをSDGsの理念に基づいて実施しています。児童たちの体験を通じて、いのちの美しさや食の大切さを伝えることが期待されます。
このように、サツマイモの植え付け体験は単なる農作業ではなく、命を育む意味を深く考えさせる機会です。秋の収穫が待ち遠しいですね。
詳しい情報や取材希望の方は、事前に連絡していただければ、集合時間や場所などをお知らせいたします。