タキロンシーアイ、三田総合研究所の開所
総合樹脂加工メーカーであるタキロンシーアイ株式会社が、2026年4月に兵庫県三田市に新たな拠点『三田総合研究所』をオープンします。この新しい研究所は、同社が持つ高い技術力をさらに強化し、イノベーションの創出を促進することを目的としています。竣工式では、代表取締役社長の福田祐士氏がテープカットを行い、同市の田村市長から企業版ふるさと納税に関する感謝状も授与されました。
開所の背景と目的
タキロンシーアイは2017年にタキロン株式会社とシーアイ化成株式会社の経営統合によって誕生し、その後、高い技術力と豊富な製品ラインを構築してきました。これまで、各工場や事業所に分散されていた研究開発機能を一つの場所に集約し、人的資本の交流を促進することで、より効率的な研究開発を実現します。
新たな研究所では、大学や研究機関との共同試作を行える環境も整備されており、専門分野を超えたコラボレーションを通じて、新しい技術や材料の開発を目指します。これにより、タキロンシーアイは既存事業の強化だけでなく、社会的課題の解決にも貢献していく方針です。
三田総合研究所の概要
三田総合研究所は、2026年4月1日に開所し、兵庫県三田市のテクノパークに位置します。敷地面積は約45,000㎡、延べ床面積は約9,000㎡となる予定です。アクセスも良好で、新三田駅からはバスを利用し、テクノ西下車後、徒歩2分の距離にあります。
研究所の組織は、分析開発、表面機能開発、フィルム開発、成形加工開発、ナノマテリアル開発グループなど、さまざまな専門分野から構成され、約50~60名の人員が配置される予定です。
主な研究エリア
- - labA3: ガラス壁を使ったオープンな研究空間で、交流を促進する設計。
- - labC2: 超促進耐候性試験機を使用し、詳細な分析を行うエリア。
- - labE: 成形加工の試作を行う場所。
- - マグネットコア: 各種室の中心にあるフリースペースで、スタッフの交流を促します。
研究開発の展望
タキロンシーアイは創業以来100年以上、樹脂成形加工技術を核として事業を展開してきました。今後は、成形加工技術、分析・解析技術、機能性材料開発技術のシナジーを利用し、環境、エネルギー、モビリティ、ヘルスケア、エレクトロニクスなどの領域において、新たな社会基盤を築く新技術や新材料の開発に注力します。
また、同社は中期経営計画『Go Beyond 2026』において、特定の事業ドメインに焦点をあてて研究開発を進めていくことも強調しています。
タキロンシーアイは三田総合研究所を中心に、オープンイノベーションと技術開発の加速を図り、持続可能な社会の実現に向けて新たな価値を創出していくことを目指しています。
お問い合わせ
タキロンシーアイ株式会社
〒108-0073 東京都港区三田3-5-19
人事総務部 総務・広報グループ(担当:山田、白相)
TEL 03-6435-0180
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