秋田で田植え体験
2025-05-13 10:18:32

新緑の秋田で田植え体験と山菜摘み交流ツアー開催

新緑の秋田で田植え体験!



毎年恒例の秋田県湯沢市での田植えと山菜摘み体験ツアーが、2025年5月24日と25日に開催される。生活協同組合パルシステム東京と千葉の共催によるこのイベントでは、参加者が実際に生産者とともに作業を行うことで、農業や地域の魅力を深く理解する機会を提供する。

ツアーの内容


このイベントは、東京駅から新幹線で大曲駅に向かい、そこからバスで約1時間移動することでスタートする。目的地はJAこまちの田んぼで、ここで参加者は農業のプロから直接田植えのコツを学ぶ。特に、普段家庭で利用される特別栽培米「エコ・秋田あきたこまち」の苗を自らの手で植える体験は、消費者と生産者の距離を縮める貴重な機会である。

実際に参加した人たちからは、農業の楽しさや、地元の生産者とのふれあいを通じて得られる感謝の気持ちに満ちた体験であると好評を博している。田植えの後は、湯沢市小安峡温泉の老舗旅館で、地元の素材を活かした手作りの郷土料理を味わう。さらに、地域の地酒を楽しむことで、食を通じた交流が深まる。

山菜摘みとりんご園訪問


ツアーの二日目は、雄勝りんご生産同志会のりんご園を訪れる。秋田南部で育てられている特別栽培の「エコ・りんご」を観察しながら、参加者は自由に山菜を摘んだり、あく抜きの方法を学んだりすることができる。また、昼食には秋田南部圏女性部が用意した郷土料理や産直米のおにぎりが提供され、地域の人々との交流も楽しめる。

このツアーは、参加者が生産者と直接触れ合い、その背景にあるストーリーや努力を理解することができる貴重な機会であり、地域の魅力を肌で感じることができる。参加者同士、生産者との間での感謝の気持ちの伝え合いもこのイベントの大きな魅力といえる。

協同で作る持続可能な農業


この交流の背景には、2002年に設立された「秋田南部圏交流協議会」が存在する。パルシステム東京と千葉、そして他の農協や行政が協力して、安全で安心な農産物の取引を促進している。このような取り組みを通じて、都市と農村を繋ぎ、持続可能な社会を目指しているのだ。

毎年の田植えや稲刈りの際に実施される農業体験は、30年以上にわたり行われ、郷土料理きりたんぽの作り方を学ぶ料理教室など、多岐にわたる交流が行われている。

2025年は国際協同組合年であるため、パルシステムはさらに生産者と消費者の協力の力を強化し、持続可能な農業の実現に向けて邁進していく。地域の人々と心を通わせるこの素晴らしい体験を通じて、参加者は秋田の自然や文化に触れ、忘れられない思い出を作ることができる。

開催概要




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会社情報

会社名
パルシステム生活協同組合連合会
住所
東京都新宿区大久保2-2-6ラクアス東新宿
電話番号
03-6233-7200

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