ヤマダホームズが目指す未来の暮らし
株式会社ヤマダホームズ(群馬県高崎市)は、10月15日から4日間行われる「CEATEC 2024」に初出展します。この展示会では、同社が発表した「YAMADAスマートハウス」というコンセプトを通じてSociety5.0の実現に向けた取り組みを紹介します。具体的には、さまざまな企業と連携し、住む人々の「well-being」を向上させる体験型のブースを展開します。
Society5.0とは
Society5.0は、IoTやAI技術を駆使し、全ての人やモノが繋がることで新たな価値を創出し、社会の課題を解決しながら経済を発展させる未来像です。ヤマダホームズは、未来社会に向けて人々の生活に寄与するための技術とアイデアを提供します。「くらしまるごと」戦略の集大成とも言えるこの取り組みは、住宅をプラットフォームとして位置づけ、新しい技術や情報を柔軟に組み合わせながら、人々の生活の質を向上させることを目指します。
出展内容と体験型ブース
ヤマダホームズがブースで展示する内容には、以下のようなものがあります。
1. YAMADAスマートハウス
- - 高気密・高断熱・耐震性に優れたこの住宅は、日中に太陽光で発電した電力を家庭内で使用し、余った電力を電気自動車(EV)に蓄える仕組みです。夜間は、蓄えた電力を住宅に供給し、自己完結した電力使用を実現します。また、標準で搭載されたスマートIoTシステムにより、発電量や電力使用状況が可視化され、住宅設備や家電が最適に制御されます。これにより、暮らしの質を向上させながら環境負荷を軽減することが可能です。
2. LIXIL「Life Assist2」
- - スマートホームを身近に感じるためのこの製品は、家全体の建材や家電をつなぎ、スマートフォンや音声操作で管理できるシステムです。住む人の日々に合わせた便利で安心な暮らしを体験できます。
3. ファイテン「ナノメタックスコーティング」
- - これは、身体をリラックス状態に導くための技術で、最新のコーティング技術を用いて生活にリラックスタイムを提供します。カラダを整えるサポートとして、多方面の企業と連携し、日常生活に役立てます。
4. ALSOK「HOME ALSOK connect」
- - 最新のセキュリティシステムで住まいを24時間365日見守り、万が一の際には迅速に対応します。スマートフォンや暗証番号で操作でき、使いやすさが追求されています。家族の安全を守るための頼もしいシステムです。
CEATECの目的と重要性
「CEATEC」は、経済発展と社会課題の解決を同時に想定した「Society 5.0」の実現を目指す展示会です。多くの企業と情報が集まり、共創を促進するこのイベントは、様々な革新的なアイデアを生み出す場となっています。特に25周年を迎える今回のイベントでは特別企画が盛りだくさんで、多くの来場者が期待されます。
トークショーの情報
ヤマダホームズは10月18日、特設ステージで「くらしまるごと」をテーマにトークショーを行います。代表取締役の清村浩一氏が登壇し、社会インフラとの調和や未来の暮らしについて語ります。
まとめ
ヤマダホームズの初出展は、未来の暮らしを実現するための重要な一歩です。展示会の内容や新技術を通じて、持続可能で安心・安全な社会の実現に向けての取り組みがいま、始まろうとしています。観覧希望の方は、事前登録が必要ですので、公式ウェブサイトをご確認ください。