東京五輪メダリストのメンタルコーチが治療家支援に新たな挑戦
東京オリンピックでメダリストを輩出したメンタルコーチ、東篤志氏が治療家のキャリア形成に新たな道を切り開きます。彼は、自身が代表取締役を務める株式会社ブライトスターズを通じて、現場重視のキャリア支援プロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトの一環として、治療院やトレーニング施設を運営する彼の発想から生まれた94タイプのキャリアパターンを可視化した採用サイトが公開されました。
治療家支援の背景
東氏は、アスリートを支える中で多くの経験を積み重ね、個々のキャリア形成の重要性に気づきました。従来、治療業界は給与や条件に焦点を当てた求人が多く、現場での体験や成長が十分に評価されていない実情がありました。しかし、その成長はただ資格や経験年数に基づくものではありません。どの店舗で、どのような考えの院長やスタッフと共に働くかで、身につく技術や視野、成長スピードが大きく異なるのです。
94通りのキャリアパターンの意味
ブライトスターズが重視するのは、治療家自身が現場を選べることです。この新たな取り組みでは、店舗(勤務地)、職種(柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ師など)、採用区分(新卒・第二新卒・中途など)という3つの軸で情報を整理しました。その結果、6つの店舗で94通りのキャリアパターンが提供され、治療家は自分に適した職場を見つける手助けをされます。
このサイトでは、毎ページにおいて求められる役割や期待される成長ステップが詳述され、条件比較ではなく現場理解からキャリアを考えることが可能になっています。
キャリア支援の新しい形
この採用サイトは、単に応募者を増やすために設計されたものではありません。それぞれの治療家が自分にとって理想の環境や仲間を考える材料を提供することが目的です。例えば、面接プロセスにおいては、実際に配属の可能性がある店舗の院長が参加し、現場の考え方や実情を共有することに重点が置かれています。
今後の展望
今後、ブライトスターズはこのプロジェクトを段階的に進めていく予定です。第2弾では、実際に同社で働くスタッフや事業づくりに関わるメンバーが登場する動画コンテンツを公開し、現場のリアルを伝えることで求人情報の枠を超えた新たな視点を提供します。第3弾では、治療に関するキャリア情報の発信を予定しており、次の活動内容は今後の発表を待つことになります。
代表取締役・東の想い
東氏は、「治療家のキャリアは、会社名や条件で決まるものではありません。誰と共に、どのような価値観を持った現場で働くかが重要です」と述べています。彼は、個性を重視した環境を整えることが、自らの成長を助けると確信しており、この取り組みが治療家たちに新たなキャリア選択の枠を与えることを望んでいます。
まとめ
東篤志氏が手掛けるプロジェクトは、治療業界の現状に風穴をあける試みであり、従来の枠を超えたキャリア形成の重要性を広く伝えることを目指しています。治療家としての未来を体感し、自らの成長を見据える機会を多くの人々に提供することは、この業界にとっても意義深い挑戦なのです。今後の展開に期待が寄せられます。