西米良プロジェクト
2019-03-14 11:42:18

西米良GBAプロジェクトがもたらす山間地域再生の新たな試み

西米良GBAプロジェクトの幕開け



西米良村におけるGBAプロジェクトが2019年度に本格的に始動しました。このプロジェクトは、山間部での農業における新たな挑戦として、農業の敵とも言えるシカやイノシシを逆手に取り、ブランド化を目指す試みです。

この地域は、山林が全体の96%を占めるため、農地は非常に限られています。村民は、苦労して耕作し、米や伝統野菜である「糸巻大根」や「伊勢芋」を育ててきました。しかし、近年は農業を支える人々が減少してきたことに加え、シカやイノシシが増加し、耕作地が荒らされてしまう状況が続いています。これにより、収穫量は激減し、農業の存続が危ぶまれる事態に。今年(2018年)の3月には、村のジビエ専用食肉加工場が完成し、害獣被害を逆手に取った新たなブランドを推進することとなりました。

ジビエ料理と山桜の共演



3月から始まる西米良村の春は、山桜が色づき、多彩なイベントが行われる季節です。特に、毎週末には村内のさまざまな場所(西米良温泉ゆた~とやおがわ作小屋村など)でイベントが開催されます。参加者は、日本の原風景を楽しみながら、伝統野菜やジビエを利用した食体験を楽しむことができます。

2019年3月の主なイベントは以下のとおりです:
・3月21日(木祝):菊地武夫公とのお花見会(要事前予約)
・3月24日(日):こしのお春祭&桜ウォーキング大会(無料)
・3月31日(日):カリコボーズのひなまつり(村内各所で開催)
これらのイベントは、地元の方々や観光客にとって、春の訪れを祝う素敵な機会となります。

西米良村の魅力



宮崎県の西部に位置する西米良村は、「平成の桃源郷」と呼ばれる美しい自然に囲まれた地域です。宮崎市から車で2時間ほどの距離にあり、熊本県との境に広がる山深い谷間にあります。村内には独特の文化が息づいており、村民が未来に向けてその伝統を継承する活動が続けられています。たとえば、起源が南北朝時代にまで遡る夜神楽の奉納や、多くの民話の口伝伝承が行われています。

この村は人口約1,000人で、宮崎県内では最小の自治体ですが、村民の地域に対する愛情は非常に深いものです。村のマスコットキャラクターである「ホイホイくん」というカリコボーズ(精霊)は、地元の人々に親しまれています。

お問い合わせ



地域のイベントについての詳しい情報や参加方法は、以下の西米良村観光協会までお問合せください。
これからの西米良村の新たな展開に、期待が高まります。

会社情報

会社名
宮崎県西米良村
住所
宮崎県児湯郡西米良村村所15
電話番号
0983-36-1111

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