モエ・エ・シャンドンが迎える280周年
2023年、フランスのシャンパンメゾン、モエ・エ・シャンドンは創業280周年を迎えました。この記念すべき年に、特別に企画されたイベントが日本で行われ、注目を集めています。最高醸造責任者であるブノワ・ゴエズ氏が来日し、さらには現代アーティストのダニエル・アーシャム氏も登場し、共にこの特別な瞬間を祝いました。
このイベントは、東京のミシュラン三つ星フレンチレストラン「ガストロノミー “ジョエル・ロブション”」にて開催され、モエ・エ・シャンドンの「コレクション アンペリアル クリエイション No.1」の発売を記念したものです。フレンズ・オブ・ザ・ハウスを務める山下智久さんや、EXILEのSHOKICHIさん、俳優やモデル、ダンサーなど、豪華なセレブリティが一堂に会し、特別な夜を楽しみました。
記念ディナーのハイライト
ブノワ・ゴエズ氏によるディナーのオープニングスピーチでは、「モエ アンぺリアルは、まるで誰もが一着は持っているリトルブラックドレスのような存在で、本コレクションは23年の歳月をかけて作られたオートクチュールだ」と述べました。彼の言葉通り、この特別なシャンパンは、過去の偉大な7つのヴィンテージをオーダーメイドのようにブレンドした逸品です。
ダニエル・アーシャム氏もスピーチを行い、自身がフィーチャーしたアートピースについて語りました。「エペルネのセラーを訪れた際に、歴史の深さを感じ、その体験を作品に盛り込むことができた」と彼は述べ、シャンパンを彫刻するかのように熟成させるプロセスについて触れました。
コレクション アンぺリアル
新たに発売される「コレクション アンぺリアル クリエイション No.1」は、モエ・エ・シャンドンの技術の集大成であり、特に2024年7月から順次発売される予定です。7つの傑出したヴィンテージをブレンドし、純粋な風味を表現した初のブリュットナチュールシャンパンとして注目を集めています。美しいボトルは、アーシャム氏のアートワークからインスパイアを受けたもので、限定85本が世に出ます。
セレブリティの声
参加したセレブリティたちからは、シャンパンの奥深さと特別な体験について多くの感想が寄せられました。山下智久さんは、「シャンパンの製造過程や哲学を知ることができ、本当に楽しむことができた」とコメント。また、他の参加者たちも、深い甘みやさっぱりとしたフレーバーに感動し、料理とのペアリングが新たな発見につながったと語りました。
EXILEのSHOKICHIさんは、「コレクション アンペリアルの新しい魅力を発見し、皆で豪華な時間を楽しめた」と振り返り、ダンサーのMiyuさんは「モエ・エ・シャンドンに込められた歴史や情熱を実感できる特別な瞬間だった」と述べました。
おわりに
モエ・エ・シャンドンは、その長い歴史の中で数多くの素晴らしい瞬間を彩ってきました。今回の280周年を機に、新たな挑戦が始まります。未来へ向けて、さらなるシャンパンの開発が続くことでしょう。この特別なイベントは、シャンパンの魅力とその背後にあるストーリーを再確認する貴重な機会となりました。