住友電工新機能で業務をさらに効率化
住友電工情報システム株式会社が提供するノーコード型業務効率化ツール『楽々Webデータベース(以下、楽々WDB)』が、2025年8月より最新版のVer.3.9.0をリリースしました。このバージョンでは、エクスポート機能の強化と新たに手書き入力機能が追加され、ビジネスシーンにおけるデータ管理や業務の効率化が格段に進化します。
エクスポート機能の強化
最新版の楽々WDBでは、これまでのエクスポート機能に加え、データに添付されたファイルや画像の出力が可能になりました。これにより、業務において必要な情報を一元的に管理し、別の用途でも活用できます。特に、エンタープライズサーチ『QuickSolution®』と連携することで、添付ファイルや画像内のテキストを全文検索できるようになり、企業のナレッジ活用を一層推進します。
この機能により、社員が必要な情報を迅速に見つけ出し、業務の判断に役立てることができます。また、RAG(Retrieval-Augmented Generation)技術を活用した生成AIとの連携により、データの分析を自然言語で行えるため、従来のデータ処理の枠を超えた利用が期待されます。
手書き入力機能の追加
さらに、楽々WDBでは手書き入力機能が新たに追加されました。これにより、データ入力時に手書きのサインやコメントを簡単に追加することが可能になります。例えば、配送伝票の受領署名や、画像データに手書きコメントを記入することができます。この機能は、荷物の受領確認やチェック業務のアプリ化を促進し、業務フローの効率化に貢献します。
業務DXの推進
住友電工情報システムは、2018年からクラウド版の楽々WDBを提供し、2019年にはオンプレミス版も開始しています。多くの企業に導入されてきたこのツールは、今や業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)に不可欠な存在となりました。今回の機能追加は、多様化するビジネスニーズに応え、企業の業務効率を一層向上させることを目的としています。
まとめ
住友電工情報システムの楽々WDBは、業務向上を目指す企業にとって強力なパートナーとなるでしょう。今後も、利用者が簡単に業務効率化を実現できるよう、さらなる機能の拡充と改善に努めることが期待されています。新しい機能を活用して、ビジネスをさらに進化させてみませんか?