新しい資金調達法
2025-12-19 14:33:02

FUNDINNOとフィリップ証券が福岡証券取引所で手を組み、新たな資金調達支援へ

FUNDINNOとフィリップ証券の業務提携



最近、東京を拠点とする株式会社FUNDINNOとフィリップ証券株式会社は、福岡証券取引所の「Fukuoka PRO Market」(FPM)で資金調達方法の多様化を支援するための業務連携契約を結びました。この連携は2025年7月に設立され、上場企業や上場を目指す企業に新たな資金調達手段を提供することを目指しています。

Fukuoka PRO Marketとは?



Fukuoka PRO Marketは、プロ投資家のみが売買可能な市場で、一般の証券市場よりも柔軟な上場基準が設けられています。この市場では、F-Adviserとして認定された会社が上場審査や上場後のサポートを行っています。特に、九州・沖縄エリアやアジアの企業に向けて新たな上場機会を提供することが期待されています。

現状と課題



FPMは現在、他のプロマーケット市場と競い合う形で、流動性や資金調達に関する課題を抱えています。しかし、最近では重複上場が増加しており、FPMの存在感は増しています。フィリップ証券はFPM上場の実績を活かし、これまでに1,622名以上の投資家から29,113百万円の資金を調達した実績があります。

協力の背景



FUNDINNOとフィリップ証券の連携は、上場後の成長資金調達機会の拡大や株式流動性確保に向けた重要なステップです。これにより企業が持続的に成長できる環境を整え、企業の成長に応じたサポートが提供できるようになるため、FPM上場企業にとっては大きな利益となります。

今後の戦略



両社はFPMを「上場による信用獲得」の場に留めず、継続的な資金調達と成長を支援する強力なプラットフォームに進化させることを目指しています。これにより、日本のスタートアップエコシステム全体の発展にも寄与し、企業にとって魅力的な市場環境を創出することが期待されています。

株式会社FUNDINNOの代表取締役、柴原祐喜氏は、「FPMでの資金調達支援の仕組みを構築することで、企業のライフサイクル全体を支援できる体制を整えたい」と述べています。一方、フィリップ証券の永堀真社長は、FUNDINNOとの連携により、企業が抱える課題を解決し、九州経済の活性化に繋がることを期待しています。

結論



FUNDINNOとフィリップ証券の連携は、企業の資金調達に新たな道を開くものであり、今後の展開が多くの企業にとって魅力的な機会をもたらすことが期待されます。企業の成長にとって、資金と投資家の支持は不可欠であり、この新しいプラットフォームがその手助けとなることでしょう。


画像1

会社情報

会社名
株式会社FUNDINNO
住所
東京都港区芝五丁目29番11号
電話番号
03-6721-6691

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。