END ALS | Still Life展 2025 開催!
身体の筋肉が衰弱し、動けなくなる難病であるALS(筋萎縮性側索硬化症)に対して、一般社団法人END ALSが実施する特別な展示イベント「Still Life」が、2025年2月に東京・乃木坂で開催されることが決まりました。このイベントでは、ALS患者をデッサンモデルとして用い、彼らの壮絶な闘いとアートを通じて疾病への理解を深めることを目的としています。
Still Life展の意義と歴史
「Still Life」は2016年に始まり、今年で9年目を迎えます。この取り組みは、END ALSの創立者である藤田ヒロ氏をはじめ、これまでに9名のALS患者がモデルとして参加し、全国のさまざまな場所で展覧会を開催してきました。彼ら自身がモデルに選ばれることによって、観客にALSの現実を体感してもらうことを狙いとしています。
展示詳細
今年の展示は、乃木坂駅からほど近いクリエイティブ・スタジオ「Whatever」が運営するコワーキングビル『WHEREVER 1F』で行われます。期間は2025年2月15日(土)から21日(金)まで、開催時間は11:00から19:00までで、入場は無料となっています。さらに、2月16日(日)には、ALS患者である畠中一郎さんを迎えて特別なデッサン会も実施されます。モデルとして登場する彼は、「一般財団法人すこやかさ ゆたかさの未来研究所」を設立した実績も持ち、彼自身の経験を活かしたお話も予定されています。
会場の魅力
展示会場の『WHEREVER』は、1Fスペースでオープンギャラリーイベント「ワテ場」が2025年1月から3月末まで開催されます。会場は入居者も募集中で、見学だけでも大歓迎とのことです。興味がある方は、ぜひ直接お問い合わせしてみてください。
神秘的なアートに触れることができ、同時にALSについて学ぶことができるこのイベントには、多くのお友達やご家族を誘って一緒に足を運ぶことをお勧めします。その目で、ALS患者たちが表現するアートの力を感じてみてください。なお、会場ではEND ALSオフィシャルTシャツや、ヴィーガンの焼き菓子『HOMECOMING』とのコラボ商品であるチャリティークッキーも購入可能です。
参加方法
デッサン会は2月16日(日)に行われ、集まる時間は12時30分、開始は13時で、終了予定時刻は16時です。こちらも参加は無料ですが、事前の申し込みが必要な場合があるので、主催者のウェブサイトで詳細を確認しておくことをお勧めします。
このイベントは単なるアートの展示ではなく、ALSに関する認識を高め、患者たちの勇気と創造性を讃える重要な機会です。皆さまのご来場をお待ちしております。