ツナガルの挑戦
2025-11-06 11:34:58

インド市場での日本のフードプレゼンス向上を目指すツナガル株式会社の挑戦

日本とインドの架け橋としてのツナガル株式会社



ツナガル株式会社は、大阪に本社を置き、「地域にコミットし、外貨を稼ぎ、日本のプレゼンスを上げる」という理念のもと、最近注目を集めています。2025年9月にニューデリーで開催されるWorld Food India 2025に出展し、日本の食文化をインド市場に広めるべく、さまざまな取り組みを実施しています。

World Food India 2025の概要



この展示会は、約2000社が参加し、約10万人の来場者を迎えるインド最大級の食品展示会です。ツナガル株式会社は、インドにおける日本の食品の需要を調査し、現地の嗜好や市場動向の把握に努めています。

日本のフルーツを使った加工品の調査



ツナガルでは、特に日本のフルーツを用いた加工品に焦点を当て、現地での市場調査を行っています。京都府のSHUKAによる甘納豆や、愛媛県の森のともだち農園が製造したブルーベリージャム、北海道クラフトビネガー株式会社のフルーツビネガーなど、日本各地の特産品を展示し、現地バイヤーとの商談を進めています。

ローカライズの重要性



インドでは約4割の人口がベジタリアンであり、「Pure Vegi🄬」という認証が広まっています。そのため、日本の食品をインド市場に受け入れられる形にローカライズすることが不可欠です。今回の展示会では、オーガニックフードやナッツ、はちみつといった商品の専門卸業者と連携し、日本の食品文化をどのようにインドの市場に合わせていけるか、その具体的な知見を得ることを目指しています。

インド市場における日本食品の評価



ツナガルは、食品関連の関係者を対象に口頭によるアンケートを行い、インドの消費者が持つ嗜好や市場動向を把握しました。その結果、日本の食品の品質や作り手の思いが伝わるストーリー性が高く評価されたことがわかりました。また、近年では量より質、オーガニック志向、健康志向が強まっている現状にも触れ、さらなるマーケティング戦略の見直しが求められるでしょう。

日本食のグローバルトレンドに乗る



最近の調査からは、味の濃さやスパイスの使用に対する違いが見られ、地域ごとの好みの違いも分かりました。これらの情報は、日本食品がインド市場に適応していく際の貴重なデータとなります。

今後の展開



ツナガルは、インドにおけるマーケティングをさらに拡大し、ムンバイやバンガロールなどの主要都市でも活動を行う予定です。形成したファンコミュニティを基に、訪日商品のテスト販売や消費者嗜好調査を行い、より日本の食文化を深く浸透させていく方針です。これを通じて、企業や自治体がインド市場へスムーズに参入できるように支援していくことを目指します。

ツナガルのビジョン



ツナガルは、日本の文化や食品を海外に広げることによって、地域の持続可能な収益をあげることを目指しています。インド市場へのさらなる取り組みに興味がある企業や自治体からのコンタクトを期待しています。

詳しい情報はツナガルの公式サイトをご覧ください。 質問などがあれば、こちらにメールしてください


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会社情報

会社名
ツナガル株式会社
住所
大阪府大阪市西区南堀江1-12-2東栄ビル201
電話番号

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