介護従事者の足腰の負担軽減に特化したインソールが効果を実証!
健康に前向きな社会の実現を目指し、コンディショニングブランドを展開する株式会社TENTIAL(以下「テンシャル」)は、介護福祉・医療・教育分野を中心に事業を展開するGenkiGroupの医療法人社団鴻愛会と共同で、特許技術と高機能素材を使用したインソールが介護従事者の足の負担軽減に効果があるか検証する試験を実施しました。
試験の結果、インソールは介護従事者の足腰の負担を軽減し、職務上の健康課題に対する苦痛度を減少させる効果が確認されました。
高齢化社会における介護従事者の負担軽減の必要性
高齢化社会の進展に伴い、介護需要は増加の一途を辿っています。厚生労働省の予測では、2040年には介護職員の必要数は約280万人に達するとされています。しかし、現状では介護職員数が不足しており、約69万人の不足が懸念されています。この人手不足により、介護従事者一人当たりの負担は増大し、健康的な労働環境の整備が急務となっています。
介護従事者は、館内を歩き回る、利用者の身体を支えるなど、職務の特性上、身体への負担が大きい仕事です。今回の試験に参加した19名の介護従事者全員が、事前アンケートで腰痛や足の疲れ、膝の痛みなど、身体の不調を感じていました。特に足腰に関する不調が多いことから、テンシャルは足元から健康課題の解決を目指し、今回の試験を実施しました。
試験の概要
試験は、GenkiGroupの医療法人社団鴻愛会こうのすナーシングホーム共生園の従業員19名を対象に行われました。特許技術と高機能素材を使用したインソールを2週間使用してもらい、インソール利用前後のアンケートで、職務上の健康課題に対する変化を検証しました。
試験結果
試験の結果、インソールを使用することで、以下の効果が確認されました。
足腰の負担軽減: インソール使用後、「歩きやすくなった」「足が疲れにくくなった」「腰や膝の負担が減った」など、足腰に関する健康課題の改善を実感したという回答が多く寄せられました。また、対象者の約9割が、本インソールが「介護業務における身体への負担を軽減すると思う」と回答しました。
職務上の健康課題に対する苦痛度の軽減: 健康課題の大きさ(ストレスや苦痛度)を10段階で評価したところ、インソール使用前は苦痛度が6以上だった人は63%でしたが、使用後は42%に減少しました。
今後の展望
今回の試験結果から、特許技術と高機能素材を使用したインソールが、介護従事者の職務上の健康課題・苦痛度を改善させる効果が実証されました。テンシャルは、今後もインソールの改良を重ね、介護従事者の健康課題の解決に貢献していく予定です。
関係者のコメント
医療法人社団鴻愛会 こうのすナーシングホーム共生園 事務長 伊藤充宏氏
「当初は、インソールで腰痛予防につながるのか半信半疑でしたが、腰痛や疲労の軽減は重要な課題でした。実際にモニタリングを始めてみると、多くの職員から『疲れにくくなった』『腰が楽になった』などの高評価が寄せられ、インソールの効果を実感しています。ご利用者だけでなく、働くスタッフも守るという観点からも、このような取り組みは大きな意義があると考えています。」
株式会社TENTIAL 執行役員CRO / コンディショニング研究所 所長 舟山 健太氏
「介護従事者の方々は、日々の業務の中で歩くことが多く、利用者を抱えて移動したり体を支えたりと、体への負担が大きい仕事です。超高齢化社会において、介護従事者の役割はますます重要になるため、彼らの健康を支える取り組みは非常に意義深いと考えています。足元をコンディショニングすることは体全体のコンディショニングにも繋がると考え、今回の機能性インソールを活用した取り組みを提案させていただきました。今回の結果から、介護業界に存在する健康課題を少しでも解決することに繋がると、当社としては非常に嬉しく思います。」
株式会社TENTIALについて
株式会社TENTIALは、「健康に前向きな社会を創り、人類のポテンシャルを引き出す。」をミッションに、コンディショニングブランド「TENTIAL」を展開しています。アスリートの知見や最新の技術・研究を活用し、機能性を軸とした製品を展開しています。24時間365日、日常生活から疲労回復をはじめ、パフォーマンス向上のために心身を整える活動をサポートしています。
会社概要
社名:株式会社TENTIAL
設立:2018年2月
資本金:1億円(2023年2月1日時点)
代表者:代表取締役CEO 中西裕太郎
所在地:〒141-0001 東京都品川区北品川6-7-29 ガーデンシティ品川御殿山 西館5階
コーポレートサイト:https://corp.tential.jp/
* 事業内容:『TENTIAL』 https://tential.jp/