多機能ロッカー導入
2025-10-23 14:29:03

東急が渋谷駅に導入する多機能ロッカー「マルチエキューブ」とは

東急が提案する新時代の便利なロッカーサービス



東京都心の交通ハブ、渋谷駅を含む東急線の4駅に、利便性を高めるための新しい多機能ロッカー「マルチエキューブ」が導入されることが発表されました。東急株式会社は、2025年10月24日(金)から渋谷駅での設置を皮切りに、順次異なる駅でも利用可能となるこのロッカーを通じて、急増する観光需要や生活様式の変化に応じた新たなサービス体験を提供します。

「マルチエキューブ」は、株式会社JR東日本スマートロジスティクスが開発した次世代型ロッカーです。このロッカーは、通常の荷物保管に加え、ウェブサイトから事前予約も可能で、手軽さが大きな魅力となっています。特に注目されるのは、渋谷駅において宿泊先ホテルへの当日配送が可能な「ロッカーホテル即配サービス」を2025年10月25日(土)以降にスタートする点です。これにより、観光客は手ぶらで観光を楽しむことができ、スムーズな移動が実現します。

多様なニーズに応えるサービス



武蔵小杉駅では、地域に根ざした荷物の受取や配送サービスを開始し、住民や訪問者にとっての利便性をさらに向上させる予定です。近年、Eコマースの発展や観光客の増加、コロナ後の移動スタイルの変化などにより、荷物の管理に対するニーズは多様化しています。こうした社会の課題に応えるため、東急は「マルチエキューブ」の導入によって、より便利で多機能なロッカーサービスを提供することを目指しています。

このサービスは、ただの預かり保管を超えて、観光体験を向上させる新たなエコシステムの構築を促進します。観光客が駅で荷物を預け、観光を終えた後に当日中にホテルで受け取る、という流れができることで、ストレスのない旅行が期待されています。また、荷物受取の新しい選択肢が増えることで、観光客にとっての利便性が高まります。

環境に配慮した物流の効率化



物流業界では、配達の効率化や再配達の削減といった課題に直面しています。「マルチエキューブ」は、駅での荷物受取を可能にすることで、配送の効率性を向上させ、環境負荷低減に寄与します。これにより、持続可能な物流ネットワークが構築され、地域経済の活性化にもつながることが期待されます。

地域を支え続けるプラットフォームとして



東急株式会社は、「基盤事業」と「付加価値創出事業」を融合させた「地域コングロマリット経営」を推進しています。「マルチエキューブ」の導入を通じて、駅を単なる通過点ではなく地域の生活を支えるプラットフォームへと進化させる目標があります。今後も駅周辺を中心に、さまざまなサービスを展開し、人、物、情報の着実な循環を促進することを目指しています。

各駅設置概要



  • - 渋谷駅: 2025年10月24日(1セット 31口)
  • - 武蔵小杉駅: 2025年11月1日(1セット 24口)
  • - 駒沢大学駅: 2025年11月7日(1セット 14口)
  • - 大岡山駅: 2025年11月15日(1セット 21口)

営業時間は始発から終電までで、料金体系は、荷物のサイズに応じて異なります。一般利用者は登録不要で利用できるため、多くの人々にとって使いやすいサービスとなることでしょう。

今後の展開がとても楽しみです。手ぶら観光を実現する新たなサービス「マルチエキューブ」を是非ご利用ください。


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会社情報

会社名
東急株式会社
住所
東京都渋谷区南平台町5番6号
電話番号
03-3477-0109

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