京都発のライフスタイルショップ「mumokuteki」が運営する公式オンラインショップにて、障害者就労支援事業所で製造された焼き菓子5選の受注販売を7月5日から開始しました。
この取り組みは、京都市の「はあと・フレンズ・プロジェクト推進事業」の一環として行われています。同事業は、障害のある方が制作した「ほっとはあと製品」の販売等を通じ、障害のある方の工賃向上等を目指しています。
「mumokuteki」は、京都市から「はあと・フレンズ・プロジェクト推進事業」の運営を受託し、「はぁと・フレンズ・プロジェクト」の登録事業所で企画・販売を行っている焼き菓子の受注販売を行います。
販売される焼き菓子は、カカオ香るガトーショコラ、アカシア蜂蜜のチーズテリーヌ、抹茶のチーズテリーヌ、クッキー&ビスコッティセット、焼きドーナツセットの5種類です。
これらの焼き菓子は、それぞれUTAU、アトリエとも、ワークセンターHalle!の3つの障害者就労支援事業所によって製造されています。
UTAUは、京都・東寺の一角に製造所兼店舗をかまえる就労継続支援B型事業所です。精神・知的・発達に障がいのある人が、「“うたう”ように自分を表現してほしい」という思いのもと、菓子製造、アート活動に取り組んでいます。
アトリエともは、障害者総合支援法に基づく就労継続支援B型の事業所です。折箱やシール貼りなどの軽作業や製菓作業、カフェ運営、オリジナル商品の製作など、さまざまな仕事を通して障害のある方を支援しています。
ワークセンターHalle!は、障害のあるなしにかかわらず一市民として地域の人と一緒に就労する場所を提案しています。小さな洋菓子店「茶山sweets Halle」を開設し、地域に開かれた店舗運営も行っています。
「mumokuteki」では、これらの障害者就労支援事業所と連携し、障害のある方の社会参加を促進することで、地域社会全体で支え合い、共に生きる社会の実現を目指しています。
今回の受注販売は、8月12日まで。残暑見舞いとしても、贈り物としてもおすすめです。