熊本県五木村に誕生した新しいキャンプ場の魅力とクラウドファンディングの挑戦

熊本県五木村に新たな命を吹き込むキャンプ場

熊本県の小さな村・五木村に位置する端海野キャンプ場は、2024年5月に待望の再オープンを果たしました。標高1,000メートルという高地にあり、四季折々の美しい自然環境を体験できるこのキャンプ場は、大人から子ども、ペットまで、幅広い層のお客様に楽しんでいただける場所です。しかし、このキャンプ場が復活するまでには、4年間の放置状態と解体の危機があったのです。

復活の立役者、若き起業家の挑戦

キャンプ場の復活を目指したのは、24歳の起業家である渕田さん。彼女は自然の素晴らしさを多くの人に知ってもらいたいという思いから、キャンプ場の整備を開始しました。再オープン後、五木村の魅力を伝えるために、自然環境を活かした様々なプログラムやイベントを計画しています。そこで、キャンプ場の発展のためにクラウドファンディングを実施することが決定されました。

クラウドファンディングの概要

本プロジェクトの名称は「【ドッグラン×サウナ】標高1000mのキャンプ場で全力で遊ぶ IN熊本県五木村」。クラウドファンディングは2025年3月15日から5月11日まで行われ、目標金額は1,500,000円です。資金提供者には五木村の特産品やキャンプ場のオリジナルグッズ、さらにはウナチケットとキャンプ場に名前プレートを設置する権利など、様々なリターンが用意されています。

予定されているプロジェクト内容

このクラウドファンディングで集まった資金は、以下の目的に使われる予定です。

1. 快適ドッグランの設置
夏でも涼しい気候を活かし、ペットと一緒に楽しめるドッグランを設置する計画です。犬たちが自由に遊べる場所を提供することで、ペット連れのお客様の満足度を高めます。

2. オリジナルサウナの設置
五木村産の木材を使ったバレル型サウナを設置し、自然環境の中でリフレッシュできる空間を提供します。夏の冷たく心地良い水と、森林に囲まれたサウナで至福のひと時を楽しんでもらうことを目指しています。

3. 天然プラネタリウムサイト
新たに設けるウッドデッキサイトでは、星空を楽しむ特別な空間を提供します。ここでは将来的に星空イベントや地元の夏フェスも開催予定で、地域の交流の場となることを目指しています。

施設詳細

端海野キャンプ場では、充実した設備を完備しています。すべての世代が楽しめるよう、炊事場や貸切の五右衛門風呂（90分2,000円）、各種宿泊施設を用意しています。バンガローは8人まで宿泊可能で7,000円、ペット同伴可のバンガローは5人まで8,000円から利用できます。また、オートサイトや野営フリーサイトも用意されており、料金はそれぞれ3,500円～1,600円です。

五木村には美しい自然だけでなく、大滝や白滝公園、温泉なども近くにあり、訪れる人は多彩な観光体験が楽しめます。五木村の新しい魅力を発見するためにも、端海野キャンプ場はぜひ訪れてみてください。