鴻池運輸が「テックタッチ」を国際物流に導入
2024年10月16日、テックタッチ株式会社が提供するデジタルアダプションプラットフォーム「テックタッチ」が、鴻池運輸株式会社の国際物流クラウドサービス「KBX」に採用されることが発表されました。これにより、より多くのユーザーが物流業務を円滑に行えるようになることが期待されています。
鴻池運輸の「KBX」サービス
鴻池運輸は2022年から海上輸出入業務のオンライン支援サービス「KBX」を開始し、航空輸送へのサービス拡張も進めています。最近では、本船動静トラッキング機能の導入やグローバル版のリリースにより、国際的なユーザーへの対応も強化されています。「KBX」は従来の電話やメール、FAXなどの手法をDX化し、手続きのスムーズ化を図っています。
システム導入の背景
ただし、デジタル化によって生じる心理的なハードルやシステム操作に対する不安がユーザーの活用を妨げていました。これらの問題を解消するため、「テックタッチ」が採用されました。このプラットフォームは、ノーコードでデジタルガイドを実装でき、スムーズにシステム定着を促進できる特長を持っています。
鴻池運輸のビジョン
鴻池運輸は、2030年に向けたビジョンの下で技術を活用し、人々が高みを目指すことを掲げています。「中期経営計画」では、「技術の活用とDX、さらには協業による挑戦」を重点事項とし、継続的にデジタルフォワーディングプラットフォーム「KBX」の強化に取り組んでいます。
「テックタッチ」の導入効果
「テックタッチ」の導入により、業務の標準化と自動化が進み、生産性の向上が見込まれています。ユーザーに対しては、サイトの操作方法や画面構成をガイドで明示し、初めて「KBX」を利用する際も安心して使える環境を提供します。これにより、デジタルフォワーディングプラットフォームの利用価値がさらに高まることが期待されています。
テックタッチ株式会社について
テックタッチ株式会社は、東京都港区に本社を置く企業で、「すべてのユーザーがシステムを使いこなせる世界」を目指すデジタルアダプションプラットフォームを提供しています。現在、600万人以上のユーザーがこのシステムを利用しており、様々な業界での導入が進んでいます。特に、グッドデザイン賞やJ-Startup認定などの受賞歴を持つ国産のプラットフォームです。
最後に
今後、鴻池運輸とテックタッチの連携により、国際物流業務のさらなるDX化と利便性向上が進むことが期待されており、物流業界に新たな風を吹き込むことになるでしょう。