アクアリピュアがSDGsアワード2024を受賞
KGホールディングス株式会社の製品、アクアリピュアが、2024年度のニューズウィーク日本版SDGsアワードにて、社会部門賞を獲得しました。このアワードは、日本企業の持続可能な開発目標(SDGs)への取り組みを評価するもので、今回が二回目の開催となります。
SDGsアワードの目的とエントリー状況
この取り組みは、2023年春に始まり、68社から86の優れたプロジェクトが参加しました。審査は、環境、社会、経済、脱炭素、地域課題、そして学生部門から成り立っており、各部門から選ばれた企業の中で、アクアリピュアが社会部門での受賞を果たしました。
受賞の背景
アクアリピュアは、災害時の水利用に適した浄水剤として、特に防災教育や国際的な救援活動に寄与しています。具体的には、トンガの海底火山の噴火やトルコ・シリアの地震などの緊急支援活動に取り組み、その際の寄付や広報に参加しています。また、防災教育においても、トルコでのプロモーションに努めてきました。国内では、東南海トラフ巨大地震への備えとして、「ぼうさいこくたい2024in熊本」にも出展し、アクアリピュアの重要性を広めるための取り組みを行っています。
この受賞を通じて、ZESDAのプロジェクトチームはKGホールディングスの活動の意義を再確認し、さらなる普及に向けた使命感を感じているとのことです。アクアリピュアに関する詳細な情報は、さまざまなオンラインプラットフォームで日本全国に広がっています。
イベントや活動のご紹介
ZESDAは、アクアリピュアの発展だけでなく、地域の中小企業の国際進出支援にも力を入れています。特に、明治大学との共催で行われる「グローカル・ビジネス・セミナー」では、最新のビジネス展開をテーマにした講演が行われており、ネットワーキングの場としても機能しています。
次回のセミナーは、2025年5月14日に明治大学で開かれる予定です。参加者は中村岳人氏をゲストに迎えて、海外クラウドファンディングを利用した日本のものづくりの海外進出について学ぶことができます。
馬路村プロジェクトの進展
アクアリピュアの影響は海外のみならず国内にも見られます。高知県馬路村では、柚子の輸出を活発化させるプロジェクトが進行中です。プロジェクトメンバーが村を訪れ、村長や地元の農家と話し合いを進め、さらなる発展を目指しています。この取り組みを通じて、馬路村の魅力を伝えたり、地場産業を発展させるための活動が展開されています。
シンガポール駐在と新メディアの立ち上げ
また、ZESDAはシンガポールに支局を開設し、国際的なネットワークの拡充を目指しています。シンガポール法人との連携を強化し、日本のローカルビジネスの国際展開に貢献することが期待されています。このような国際的な視点を持つ活動は、今後も重要な位置を占めることでしょう。
さらに、新たに立ち上げられた動画メディア「NEOTERRAIN」は、未開の市場を特集し、日本各地の挑戦を発信していくことを目指しています。このメディアを通じて、地方の魅力や成功の過程を全国に伝え、次の”当たり前”を作る一助となることを期待されています。
まとめ
アクアリピュアの受賞は、KGホールディングスの努力を評価された結果であり、今後の展開に期待が寄せられています。地域社会に根ざし、持続可能な未来に寄与するこの功績は、企業の社会的責任(CSR)の重要性を再確認させるものです。今後もZESDAが推進するプロジェクトや活動に注目し、持続可能な社会へと繋がる道を進んでいくことを期待しています。