フランスのベンチャーキャピタルである「Hardware Club」が、昨年の設立から8年を経て、ついに日本に初の拠点を設置しました。新しいオフィスは東京の千代田区、大手町フィナンシャルシティグランキューブに位置しており、丸ノ内線の大手町駅から直結しています。これにより、日本国内のスタートアップや製造業者、流通業者との連携が可能となり、さらなるビジネスチャンスが広がります。
Hardware Clubは、2015年からハードウェアに特化したコミュニティベースのベンチャーキャピタルとして活動を開始し、これまでに世界中のスタートアップから厳選された240社以上のメンバーを抱えています。彼らの持つネットワークは製造業や流通業における独自のもので、急成長しているハードウェアスタートアップにとっては貴重なリソースとなります。具体的には、エンジェル投資家や製造業者との提携を通じて、企業の成長を全面的に支援しています。
日本においても、Hardware ClubはすでにFOVEやトリプルタブリュージャパン(DFree)などの有望なハードウェアスタートアップをメンバーとして迎えています。特に昨年8月には、リクルートホールディングス株式会社と共催で「HardTalk Tokyo」というスピーカーイベントを初めて開催。このイベントを通じて、日本のテクノロジーエコシステムの発展を促進するための意見交換が行われました。
今後は、東京にオフィスを構えるGeneral PartnerのJerry Yang氏を中心に、各種イベントやコミュニティ活動を通じて、パートナー企業とのコミュニケーションを図り、さらなるネットワークの強化を目指すとのことです。Hardware Clubの目標は、アーリーステージのスタートアップへの投資を通じて、日本国内のハードウェア産業の発展を後押しすることです。
今後の展開に期待が寄せられる同クラブ。ただし、国内市場の特性を理解し、地域のニーズに合わせたサポートを続けていく必要があります。これにより、さらなるスタートアップの成功を目指すという意義は深まることでしょう。
Hardware Clubの公式ウェブサイトには、より詳細な情報が掲載されています。関係者や興味がある方は、ぜひこちらもチェックしてください。
【Hardware Club 公式ウェブサイト】
Hardware Club公式ウェブサイト
また、東京オフィスの場合、場所やアクセス情報は以下の通りとなります。
所在地:東京都千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティグランキューブ3階
アクセス:丸ノ内線 大手町駅直結
公式サイトも合わせて確認し、イベント参加や連携についてのお問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。
グローバルビジネスハブ東京ウェブサイト