30代以上のファッションの参考源はSNSとWEB
2024年6月3日から6月8日の期間、30代から60代までの男女を対象に、ファッション情報の取得方法や悩みについてアンケート調査が実施されました。100人を調査した結果、30代以上の人々がどのようにファッション情報を仕入れているのか、また彼らの洋服選びに関する悩みについて、興味深い洞察が得られました。
SNSとWEBからの情報が主流
調査結果によると、30代以上の人々はファッション情報を主にSNSやWEBから得ていることが明らかになりました。これに対しては、多くの回答者が手軽さや情報の豊富さを挙げています。一部の人は実店舗での衣服チェックを行っているものの、その割合はわずか16%にとどまっています。また、9%の人はファッション情報をまったく仕入れないという回答もありました。
「自分のスタイルが既に確立されているため、他者の意見に左右されることはない」と感じている方もいるかもしれませんが、現実には多くの方が情報収集を行っています。
体形の変化と洋服選びの悩み
さらに、30代以上の洋服選びにおいては、90%の人が「よくある」「たまにある」と、多かれ少なかれ洋服選びに困った経験があることを明らかにしています。この年代になると体形や好みが変わり、若いころとは違ったファッション選びが求められるため、戸惑いを感じる方が多いようです。
実際のコメントでも「自分のイメージと実際のスタイルがかみ合わない」といった意見が寄せられています。
お手本としてのインフルエンサー
また、30代以上の方々が服を選ぶ際に参考にしているのは、半数以上がインフルエンサーや芸能人であることも注目すべき点です。59%の人が、「体形が似ている」「年齢が近い」などの理由からインフルエンサーを参考にしていると回答しています。
自分に合ったファッションを見つける手助けとして、インフルエンサーや芸能人は非常に強力な存在となっているようです。
購入判断の根拠
紹介された商品を購入した経験があると答えたのは51%の人でした。購入を検討する際には、他商品との比較や試着、口コミの確認など、慎重に選んでいる様子がうかがえました。これは、広告だけを鵜呑みにせず、自分に合ったアイテムをしっかり吟味している表れと言えるでしょう。
「もっとおしゃれになりたい」との願望
調査の結果、30代以上の66%が「もっとおしゃれになりたい」と考えていることが分かりました。このことから、年齢を重ねたとしてもオシャレを追求したい気持ちは変わらないことが示されています。一方で、34%の人は「もう気にしない」と回答しており、体形の変化に悩める人も多いようです。
多くの人が「年を重ねてもおしゃれでいたい」と思っており、ファッションにお金をかける意欲も高まっています。
まとめ
以上の調査結果から、30代以上の方々は主にSNSやWEBを通じてファッション情報を得ており、その中で体形や年齢に応じた悩みを抱えることが多いことが分かります。この世代の人々が、自分に合ったスタイルを見つける助けとなるようなファッションコーディネートサービスの需要が高まりそうです。