尼崎市での経営セミナーが示す新たなアプローチ
兵庫県尼崎市が主催する「人的資本経営実践モデル企業創出事業」のキックオフセミナーが、2026年6月10日(水)にオープンイノベーション拠点ARKadeで行われます。このセミナーでは、組織をより良くするために社員と向き合う重要性を伝えます。
経営の鍵は「人」にあり
企業の持続的な成長において役立つのが「人」という資本です。しかし、近年では人手不足が深刻化しており、企業側からは何をどう始めれば良いかわからないという声が多く上がっています。そうした背景の中で、尼崎市は「Corporate Communication Designer(CCD)」という新たな役割を作り出し、実践者が自律的な組織デザインを模索できる環境を整えました。
セミナーの内容と講師
開催情報
- - 日時: 2026年6月10日(水)15:00~18:00
- - 場所: オープンイノベーション拠点ARKade
- - 参加費: 無料
このセミナーでは、武庫川女子大学の准教授山下紗矢佳氏や、経済産業省近畿経済産業局の田中駿来氏が基調講演を行います。また、株式会社特発三協製作所の代表取締役片谷勉氏や、株式会社WELLZ UNITEDの大槻宏美氏による先進企業の取り組み紹介を通じて、人的資本経営の現状に触れます。
トークセッション
登壇者によるトークセッションも予定されており、すでに人的資本経営に取り組んでいる企業の実例を交えながら、社員との向き合い方や自律した組織づくりのヒントを学ぶ貴重な機会です。
参加方法と定員について
事前登録が必要で、先着70名までの参加が可能です。参加希望者は特設ページから申し込みを行い、申し込み締切はセミナー前日の2026年6月9日となっています。
CCD養成ゼミナールのご案内
キックオフセミナー後には「CCD養成ゼミナール」が開講予定です。このゼミでは、社内の人事評価制度やコミュニケーション改善に焦点を当て、自社に最も適した組織デザインを目指します。約1年間、先進企業の視察や他参加者との対話を通じて、実践的な行動計画を策定・実行することを手助けします。
プロジェクトの目的と展望
企業が持続的に成長するための鍵は、人との良質な関係にあります。しかし、社員との向き合い方は単に優しさだけでは成立しません。安心感を支える一方で、組織に求められる行動を促す評価制度も同時に整えることが重要です。このプロジェクトを通じて、参加企業が自社らしい組織デザインを探求し、地域の質の高い雇用を創出することを目指しています。
コメント
尼崎市のイノベーション推進担当 白崎友朗係長は、「社員と向き合うことは、単なる優しい会社になることではありません、挑戦を支える安心感と組織への期待を両立させることで、企業も個人も成長できるのです」と述べています。このプロジェクトを通じて、自社には何が必要かを共に探求し、社員が誇りを持って働ける環境を作るために努力していきたいと考えています。