ニッカホーム株式会社の八王子ショールームで、2024年9月4日と5日の2日間、八王子市立第四中学校の生徒2名を対象に職場体験学習が実施されました。これは、昨年度に同校から直接声をかけていただいたことがきっかけで、再度行われたものです。
この職場体験の目的は、リフォーム会社の営業職の具体的な仕事や職場環境について体験しながら、「働くことの意義」を実感してもらうことにあります。生徒たちがこうした貴重な経験を元に、自分の将来のビジョンを描く手助けをし、仕事への関心や意欲を育むことを願っています。
ニッカホームは今後も地域の教育支援や社会貢献に力を入れる考えがあり、興味のある学校や団体に対しても気軽にお問い合わせしていただきたいと述べています。
住環境を学ぶ「住の教室」
また、ニッカホームでは職場体験学習の一環として、出張授業プログラム「住の教室」を提供しています。このプログラムは、学校ではなかなか学べない「住環境」や「住まい」に関する専門的な知識を、住宅のプロフェッショナルがわかりやすく解説するというものです。
具体的な授業内容には、以下の項目が含まれています。
1.
「衣・食・住」とは何か?
- 生活に密着した「住」の重要性を理解します。
2.
住まい=家について学ぶ
- 実際の工事現場の写真を通して家の構造を学びます。
3.
木造住宅についての理解
- 日本の伝統的な住宅の造りについて、具体的な工程を学びます。
4.
グループディスカッション
- 日本の住宅の平均寿命や築30年を超えた家に関する問題を議論し、解決策を考えます。
5.
設計体験ワークショップ
- 理想の家を設計するワークショップを通して、建築士としての体験をします。
これらのプログラムは、学校側の目的やニーズに応じてカスタマイズでき、資料を用いた座学やグループディスカッションをメインに進行します。
ワークショップは、自由研究の題材としても活用できるため、教育関係者からの関心も高まっているようです。
ニッカホームは、地域との連携を強化し、今後もこのような教育支援プログラムを充実させていきたいと考えています。担当者は「興味がある学校や団体にぜひお問い合わせを」と呼びかけています。