新たな戦国巨編『最後の一色』が登場
本屋大賞を受賞した『村上海賊の娘』から12年。著者の和田竜氏が満を持して新作『最後の一色』を発表しました。この作品は、小学館から2025年11月に上下巻で刊行されることが決定しています。その内容は、6年にわたる取材と執筆作業を通じて練り上げられたものです。
織田信長の軍団の影響
物語は、織田信長による天下布武が進行する中、丹後の守護大名、一色義員の息子である一色五郎が主人公です。彼は17歳の若き武者として、父の死後、非常に困難な状況に立ち向かうことになります。五郎は、敵対する長岡家を恐怖に陥れながら、熾烈な戦闘を繰り広げていきます。
SNSワールドでの話題
本作は、2023年10月から新聞での連載が始まり、反響を呼びました。SNSでは「朝刊が届く前に起きていた」などの声が多く寄せられ、読者の間で注目を集めています。特に、小説『のぼうの城』や『村上海賊の娘』といった名作を超える内容であることへの期待が高まっています。
著者の想い
和田竜氏は、「この作品には、多くの人々の思いを込めています。戦国時代の厳しい現実を描きながらも、希望の光を見出せるようなストーリーを目指しました」と語っています。誕生までの過程は、まさに彼の執念と情熱の結晶です。
書籍詳細
- - 書名: 最後の一色(いっしき)
- - 著者: 和田竜
- - 刊行日: 2025年11月
- - 価格: 上巻2,100円、下巻1,900円(税込)
- - 出版社: 小学館
この作品は、戦国時代の最後の怪物と呼ばれる五郎の成長や葛藤を描いた壮大な物語です。歴史ファンや小説愛好者にとって、見逃せない一冊となることでしょう。更なる詳細は特設サイトをご覧ください。
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装画はオザワミカが担当しており、視覚的にも楽しませてくれることでしょう。戦国時代の厳しい現実を生き抜く若武者、五郎の物語に、ぜひご期待ください。