子どもたちが真剣勝負！無添加新メニューの審査会レポート

無添加惣菜の宅配サービス「シェフの無添つくりおき」が2025年5月25日、京都市のOhana学習教室Grow!で親子約40名を招き、試食と食育イベントを開催しました。このイベントは、3歳から小学生までの子どもたちが“試食審査員”として新メニューを試食し、その感想を評価するというものでした。子どもたちが自らの言葉で無添加料理を評価する貴重な体験は、参加者にとってもスタッフにとっても新鮮で学びの多い時間となりました。

目を引く体験！

子どもたちは5つの新メニューを“まる”と“ばつ”でジャッジしました。試食を通じて、彼らの率直な反応が見られ、開発責任者もそのフィードバックに喜びや驚きを隠せませんでした。特に「おいしくない」とはっきり言ってくれた子どももいたり、初めては少し苦手そうだった料理を途中から完食する様子には、子どもたちの正直さと新しい料理に対する興味が垣間見えました。

当日は、各子どもたちは5つのグループに分かれ、緊張した面持ちで試食を開始。その後、友達の試食を見ながら、次第にリラックスして素直なコメントを交わし始める様子は、まさに“味の総選挙”を彷彿とさせる光景でした。大人たちも試食に参加し、自分の味の感想を言語化する難しさを実感していたようです。

体験を通じた学び

イベントでは、食品添加物の摂取量やその種類を可視化するミニ講座も開催され、家庭における食事の選択について考える機会も提供されました。参加者からは、「子どもが苦手な野菜をおいしいと感じて食べた」と驚きの声が上がり、シェフ帽やまるばつ札を使用した楽しさが帰宅後も続く様子が伺えました。親御さんたちの「子どもが主役になれるイベントはなかなかないので新鮮だった」との感想は、イベントの目的がしっかりと達成された証でした。

開発に活かす貴重な声

最終的な新メニューは、子どもたちのフィードバックを基に調整され、7月以降に実際に提供される予定です。このイベントは、単なる商品プロモーションに留まらず、家族全体で無添加の食事について考え、楽しむきっかけを与えるものとなったのです。

主催者である株式会社AIVICKのサービス責任者、加藤氏は「子どもたちのリアルな反応を見られたことで、今後のメニュー開発に大きな財産ができた」とコメントし、イベントの意義を強調しました。

今後の展望

今後、このような「子ども×試食×食育」イベントを関西地域のみならず、関東や全国各地で定期的に開催し、試食だけでなく工作やクイズ、調理体験などを通じて「楽しく学べる食育イベント」を発展させていく方針です。また、夏には大手食品メーカーとのコラボや特別な食育講座も計画されています。

無添加の食事や食育は、特別な人々のものではなく、日常の中で楽しく取り入れるものとして広く知られることを目指しています。忙しい子育て世帯にとっても、その負担を軽減できるよう、さらなる取り組みを行っていくことが重要です。