奥能登復興活動再開
2024-04-30 13:00:02

金沢と高岡に新たな拠点!奥能登復興活動が再始動

OKNO to Bridgeが金沢と高岡に新拠点



合同会社CとHが運営する「OKNO to Bridge」は、先日の能登半島地震によって壊滅的な打撃を受けた拠点の再建に向け、新たに金沢市内に「金沢BASE」をオープンし、また富山県高岡市にも「高岡西条BASE」を開設しました。これにより、奥能登地域の復興活動が再始動します。

金沢BASEの誕生



金沢BASEの開設にあたり、元々は写真館であった民家をリノベーションしました。立教大学名誉教授の中村陽一氏の協力も得て、温もりのある空間として生まれ変わっています。ここでは、24時間利用可能なコワーキングスペースやビジネス交流の場が提供され、地域の人々が集うハブとして機能することを目指しています。

金沢BASEの利用によって、奥能登地域で働くことの可能性が拡がり、特に「女性のキャリア」や「地域発のビジネスづくり」といったテーマで、様々な交流やコラボレーションが期待されています。さらに、この新しい場所は、地域企業や文化活動との連携を通じて、持続可能なビジネスの創出を支援します。

高岡西条BASEについて



一方、高岡西条BASEは、故竹平政太郎氏の邸宅を活用したスペースです。広大な庭や応接室、座敷などが利用でき、交流や研修の場として活用されていきます。能登の森林資源の活用にも寄与するこの交流拠点は、大自然と文化の交わる場所となるでしょう。

この施設は、ただ単に交流の場を提供するだけでなく、地域の木を熱エネルギーとして利用する実証施設としての役割も果たします。これを通じて、持続可能な地域振興を目指します。

地域の人々へのメッセージ



中村陽一氏は、「金沢BASE」について、地域復興支援の重要性を強調しています。「CとH」の取り組みが、地域の人々を強く結びつけ、創造的復興の資源となることを期待しているとのことです。また、彼自身も社会デザインの視点を活かし、伝統工芸やアートの視点も取り入れながら、地域の発展に貢献したいと話しています。

イベントと今後の展望



金沢BASEでは、オープニングイベントが開催予定です。5月18日には、復興活動の紹介やスペシャルゲストとのトークイベントが予定されています。一方、高岡西条BASEでも5月4日にオープニングセレモニーが行われ、餅つきやBBQ、サウナ体験など、参加者同士の交流を楽しむ機会が設けられます。

これらの新たな拠点の開設によって、能登の復興活動は新たなステージに進みます。地域の人々をつなぐ場所として、また新しいビジネスの創出に寄与する場所として、これからの展開が楽しみです。

会社の背景と初期の経営方針



合同会社CとHは、2023年6月に設立され、能登の地域資源を生かしたサービス開発や人材支援を主な目的にしています。今回の拠点設立も、その一環として位置付けられ、地域の結束を高めることを目指しています。今後も地域に寄り添った活動を続け、持続可能な社会の実現へとつなげていくことを約束しています。

このように、金沢と高岡に新たに生まれた拠点は、能登の地域復興と人々のつながりを深める重要な役割を果たしていくことでしょう。

会社情報

会社名
合同会社CとH
住所
石川県珠洲市飯田町14-6
電話番号

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