オランダパビリオン移設
2025-05-20 15:53:51

大阪・関西万博オランダパビリオンが淡路島へ移設予定

大阪・関西万博とオランダパビリオンの移設計画



現在、大阪の夢洲で開催中の大阪・関西万博。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」で、持続可能な社会実現のための多様なアイデアが集まっています。この万博の重要な目玉の一つが、オランダパビリオン「A New Dawn‐新たな幕開け」です。このパビリオンは、オランダの建築事務所やデザインスタジオが連携して設計・建設したもので、特に環境への配慮を強く打ち出しています。

オランダパビリオンは、人々の幸福や協力を重視し、共創を促進する「コモングラウンド」をテーマに掲げています。中心には、持続可能なクリーンエネルギーを象徴する球体があり、日が昇る様子を描いたデザインが採用されています。この設計は、訪れる人々に希望と新しい未来につながるメッセージを伝えています。

淡路島への移設計画とは



しかし、万博の閉幕後、パソナグループはオランダパビリオンを兵庫県の淡路島へ移設する計画を発表しました。この移設は、ただの建物の再利用にとどまらず、淡路島の地域振興や持続可能な開発にも寄与する予定です。現在、利用方法についても協議が進められている段階です。この取り組みは、地域の資源を最大限に活用しつつ、未来の社会を見据えた重要なステップになるでしょう。

オランダの建築理念を継承



オランダパビリオンの設計には、オランダの名だたる建築事務所やスタジオが関わっています。具体的には、RAU、Tellart、DGMR、そしてアサヌマ組が参画しており、それぞれが持つ専門知識と技術を結集して、循環型の建物を完成させました。再利用可能な素材を使用し、環境に優しいデザインが施されています。そのため、このパビリオンは、単なる建物以上の意味を持っています。

未来社会へのメッセージ



「A New Dawn」という名称は、新たな時代の到来を告げるものであり、このパビリオンは、訪れる人々に持続可能な未来の重要性を伝える役割も果たします。自然との共存を意識したデザインは、環境問題に対する意識を高め、未来に向けた行動を促します。

移設後の淡路島で、このオランダパビリオンがどのように活用されるのか、非常に楽しみです。地域の人々とともに新たな価値を生み出し、持続可能な社会の実現に寄与することが期待されます。これからも、このプロジェクトの進展に注目していきたいと思います。


画像1

会社情報

会社名
株式会社パソナグループ
住所
東京都千代田区丸の内1-5-1新丸の内ビルディング14階
電話番号
03-6734-0200

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。