株式会社エイゾス、qcp Startup Pitch での成功
最近、株式会社エイゾスが開催された「qcp Startup Pitch 2025」において見事にファイナリストに選ばれ、さらに名誉あるハイレゾ賞を受賞しました。このピッチコンテストは、東京理科大学インベストメント・マネジメントが主催し、国内外から数多くのスタートアップ企業が参加する注目のイベントです。
ファイナリスト進出の経緯
エイゾスは、第一次・第二次審査を通過し、最終審査会に進出しました。この審査では、技術や競争力、社会的価値、さらには市場のニーズにどれだけ応えられるかが厳しく評価され、エイゾスはその基準を満たしました。
最終審査は、2025年10月1日に東京都千代田区のTokyo Innovation Baseで行われました。多くの注目を浴びる中、エイゾスはノーコードAI解析プラットフォーム「Multi-Sigma®」の特徴とその実績をプレゼンテーションしました。参加者からの質問も多く寄せられ、高い関心が寄せられました。
ハイレゾ賞の受賞とその意義
最終審査会において、エイゾスは株式会社ハイレゾから「ハイレゾ賞」を贈られました。ハイレゾ賞には、GPUクラウドサービス「GPUSOROBAN」の無償利用権が付与され、これによりエイゾスのビジネス拡大が期待されています。エイゾスは、Multi-Sigma®の活用に加え、GPUクラウドを利用した新たなサービス展開を検討しています。
Multi-Sigma®の独自性
エイゾスが提供するMulti-Sigma®は、大きな特長を持つノーコードのAI解析プラットフォームです。このツールは、単一の予測だけでなく、最大200種類のインプットパラメータと100種類のアウトプットパラメータを同時に解析することが可能です。また、逆解析機能を備えており、特定の目標を達成するために最適な条件を探すことができます。これにより、さまざまな業界での課題解決に寄与しています。
多様な産業への適用
製造業や農業、医療など多くの分野で使用されているMulti-Sigma®は、特に大学や研究機関での基礎研究においても採用され、論文発表もされるなど、学術面でもその有用性が確認されています。
エイゾスの代表取締役、河尻理恵子氏は、受賞の意義について「この選出は当社のビジネスモデルと製品の評価を示すものであり、多様な関係者とのネットワークを築けたことも大変嬉しく思います」と述べています。
今後の展望
ハイレゾ賞の受賞を機に、エイゾスはさらにビジネスを拡大する計画です。同社は、GPUクラウドサービスを利用してシミュレーション解析に注力するとともに、顧客ニーズに応える新たなソリューションの開発に取り組んでいきます。エイゾスの今後の展開に注目です。
企業情報
- - 会社名: 株式会社エイゾス
- - 設立日: 2014年8月25日
- - 所在地: 茨城県つくば市吾妻一丁目5番地7
- - 代表者: 河尻理恵子
- - URL: エイゾス公式サイト