immedio、資金調達成功
2022-09-14 10:00:03
商談獲得を自動化するimmedio、1.5億円の資金調達を達成
商談獲得自動化サービスimmedioが資金調達
株式会社immedioは、1.5億円の資金をDNX Venturesなどから調達しました。この資金を受け、同社の目指す営業生産性の向上に向けて、さらなる事業展開が期待されています。このサービスは、特に日本のBtoB企業において、商談の獲得を迅速化するために開発されました。新たなマーケティング手法として、インバウンドマーケティングが広がる中、実際の商談につながらないリードが多く、特にリモートワークが普及した現在、その傾向が強まっています。
商談獲得の新たな切り札
商談が成立に至らない要因として、電話がつながらないことや、見込み客の関心が薄れるタイミングでの通電があります。米国のデータによれば、問い合わせがあってから5分以内に連絡をしなかった場合、商談獲得率が8倍も下がるという結果があります。immedioはこの問題を解消するため、リードの問い合わせが完了した際に、自動で商談可能な日時を提案し、営業担当者とのアポイントを設定するシステムを構築しました。これにより、インサイドセールスは、商談の設定に要する時間を大幅に削減し、より価値の高い業務に集中することが可能になります。
サービスの特徴と概要
immedioは、企業が現在使用しているウェブフォームにタグを埋め込むことで機能します。これにより、入力された情報が即座にサービスに反映され、リードの特性に基づいた担当者が自動で割り当てられます。また、GoogleカレンダーやZoomと連携しており、見込み客が日程を選択する段階で自動的に会議通知が送信されます。従来の方法に比べ、二度目の情報入力が不要であり、離脱率の減少が期待できます。
営業生産性向上の社会的意義
近年の株式市場の変化に伴い、企業は高い成長のみならず、収益性も求められるようになっています。マッキンゼー社の調査でも、日本の営業生産性は他の先進国に比べて低いとされています。営業のデジタル化とプロセスの見える化が求められ、特にインサイドセールスにおいては電話中心の業務が続いています。immedioの導入により、これらの課題が解決されることが期待されています。インサイドセールスチームは、収益性の高い業務に注力できるため、効率化が実現されます。マーケティングチームもキャンペーンのROIを比較し、戦略的に施策を推進することができるようになります。
まとめ
今後、immedioはさらなるサービスの拡充を計画しており、営業やマーケティングの生産性向上への貢献を続ける意向です。これにより、企業の効率化を進め、より多くの企業の成長を支援していくことでしょう。immedioの代表取締役、浜田英揮氏は、企業間の出会いにおいて無駄を省くことを目指し、すべての関係者にとってより良い体験を提供することをミッションにしています。
技術の進歩がもたらす新たなビジネスの展望に、今後注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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株式会社immedio
- 住所
- 東京都渋谷区円山町28-1渋谷道玄坂スカイビル11F
- 電話番号
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