新たなデジタル体験
2018-07-11 13:00:18

Liferayが新たなデジタルエクスペリエンス構築ツールを発表 - DXP 7.1の全貌とは

Liferayが新てのデジタルエクスペリエンス構築ツールを発表



Liferayは、ビジネスのデジタル戦略を一新する新しいソフトウェア「Liferay DXP 7.1」のリリースを発表しました。この最新バージョンは、企業が顧客のニーズを深く理解し、より良い関係づくりを促進するための多くの革新機能が追加されています。エドウィン・チュン副社長は、Liferay DXPの新しいデジタルコマースや分析サービスが顧客との関係を単なる一時的なものから永続的なものへ変える助けとなると述べています。

ユーザーに優しいコンテンツ制作



Liferay DXP 7.1では、コンテンツ配信チームに対し、コードを使わずにフレキシブルにWebページを編集できる環境を提供しています。ビジネスユーザーがデザイン済みの要素(フラグメント)を再利用できることにより、手間をかけずに必要な情報を簡単に配信できます。また、Web開発者はLiferay DXP内のコードエディタを使用して、フラグメントを作成または修正することが可能となり、さらに他のツールからフラグメントをAPI経由でインポートすることもできます。

このようにして企業は、顧客の期待に応じた独自のコンテンツを迅速に届けることが可能となります。ただし、日本語版はまだリリースされていないため、現時点では英語圏に留まっています。

最先端のLiferay Analytics Cloud



Liferay Analytics Cloudは、Liferay DXPと連携し、顧客データを一元管理する新しいツールとして登場します。このツールにより、企業は顧客の行動を詳細に分析でき、最高のタイミングで最適なコンテンツを提供できるようになります。Liferay Analytics Cloudは、SaaSベースのサブスクリプションとして提供され、現在ベータ版が提供されていますが、日本語版はまだリリースされていません。

BtoBに特化したLiferay Commerce



Liferay Commerceは、BtoB取引の複雑さを解消し、顧客に優れたコマース体験を提供するための製品です。この新しいサービスでは、契約別の価格取得やワンクリックでの購入・再発注、さらには購入権限の割り当て等が可能です。企業も機械学習機能を活用して、顧客の購買履歴を解析し、在庫管理や倉庫管理を効率化することが出来ます。こちらも日本語版はまだリリースされていません。

今後の展望



Liferay DXP 7.1の日本での本格的なリリースは、2018年秋に予定されています。また、Liferay CommerceやAnalytics Cloudも限定地域にて提供されており、日本語版についてはリリース予定の更新を待つ必要があります。

製品の詳細については、Liferayの公式サイトをチェックしてください。Liferayは、信頼性とセキュリティに優れ、さらにはオープンソースの革新性を兼ね備えたプラットフォームを提供しています。

Liferayは、金融、医療、政府、保険及び製造業など、あらゆる業界でのDigital Experienceを展開し、多くの企業に採用されています。詳細はLiferayのWebサイトで確認してください。今後の進展が楽しみな新サービスの数々、ビジネスの世界での影響力が期待されます。

会社情報

会社名
日本ライフレイ株式会社
住所
東京都渋谷区恵比寿西1丁目26番7号ファブールエビス1F
電話番号
03-5456-5796

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。