障害者雇用新時代
2024-08-09 18:10:14

岡山市で障害者雇用を推進する新たな取り組みが始まる

岡山市で障害者雇用を推進する新たな取り組みが始まる



2024年7月1日、岡山市の蜂谷工業株式会社が障害者雇用の新しい枠組み「ウィズダイバーシティ」に加盟することを発表し、記者会見が2024年8月28日に岡山県のレストラン「KOTYAE」で開催されることが報じられました。この取り組みは中四国地域の企業として初めての加盟であり、障害者雇用を進めるための注目すべきステップとされています。

記者会見の概要


記者会見は8月28日(水)11時から12時まで行われます。会場となるKOTYAEは岡山市北区表町に位置し、参加者には蜂谷工業の代表取締役社長である蜂谷泰祐氏、株式会社ありがとうファームの木庭康輔氏、さらにウィズダイバーシティの発起人である福寿満希氏が名を連ねます。

会見では、各社の紹介や岡山県における障害者雇用の現状、ウィズダイバーシティの活動内容、共同プロジェクトの詳細、今後の展望について語られる予定です。また、質疑応答の時間も設けられ、参加者との意見交換が行われる見込みです。

障害者雇用の新たな挑戦


ウィズダイバーシティは、障害者雇用を積極的に推進する中小企業と障害福祉団体が協力して運営される有限責任事業組合(LLP)です。この団体は、企業間の垣根を越えて参加することで、障害者の実雇用率を通じて法定雇用の達成を狙っています。

「全ての障害者がプロフェッショナルである社会」をビジョンに掲げ、障害者の雇用機会を創出する活動を展開しているウィズダイバーシティは、現在14の企業が参加しており、そのうち12社は特定事業主として認可を受けています。これにより、法定雇用率の3倍以上となる障害者雇用が実現されています。

蜂谷工業の取り組み


蜂谷工業株式会社は、1917年創業の総合建設業者であり、岡山市の鹿田町に本社を置いています。代表取締役社長の蜂谷泰祐氏は「ウィズダイバーシティの存在を知り、ありがとうファームとのコラボレーションを通じて、中四国の障害者雇用を共に推進していきたい」とコメントしています。この取り組みを通じて、地域社会にさらなるインパクトを与えることが期待されています。

一方、株式会社ありがとうファームは、岡山市の表町で就労継続支援事業所を運営しています。彼らは、障害者雇用の質を高めることを目指し、多様な取り組みを行っています。

地域社会への影響


この新しいプロジェクトは、岡山県内だけでなく中四国地方全体における障害者雇用の促進に寄与するでしょう。ウィズダイバーシティへの加盟を通じ、多くの障害者が職場での役割を持ち、社会の一員として活躍できる環境が整うことが期待されています。このように、企業が協力し合いながら新たな挑戦を続ける姿勢は、多くの人々に希望を与えるものとなるでしょう。

今後、記者会見で発表される具体的な方針や契約の詳細にも期待が寄せられています。会見を通じて、新しいモデルの障害者雇用がどのように展開されていくのか、注目されるところです。


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会社情報

会社名
ウィズダイバーシティ有限責任事業組合
住所
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-54-15ベルズ原宿ビル3F
電話番号
03-6434-0607

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