岩手県の魅力を伝える広報誌『黄金の國、いわて。』が発行

岩手県の魅力を余すところなく伝える広報誌

岩手県が発行した広報誌『黄金の國、いわて。』が、2009年1月8日から首都圏を中心に配布されています。この広報誌は、岩手の豊かさと信頼をテーマに、県の魅力を幅広く紹介することを目的としています。

広報誌の内容

この広報誌には、著名な文化人である瀬戸内寂聴氏と達増拓也岩手県知事との対談が収められており、岩手の歴史や文化について深く掘り下げた内容となっています。また、平泉の文化遺産や自然、そして安全かつ安心して楽しめる食文化についても詳しく紹介されています。

特に、岩手県が誇る「安全・安心な食」のセクションでは、高品質な農林水産物の取り組みや、その新鮮さ・美味しさを強調しています。例えば、県内で生産される野菜や魚介類は、厳格な品質管理のもとで育てられており、その透明性と信頼性が消費者に支持されています。

テイクワンラックでの配布

本誌は、東京近郊の都営地下鉄や大型書店、スーパーマーケットなど、多様な場所で無料配布されます。配布は約4週間にわたって続き、読者が手に取りやすい環境を整備します。利便性の高い場所に設置されることで、より多くの人に岩手の魅力を知ってもらいたいと考えています。

特に注目すべきは、紀伊国屋や丸善、ユニーアビタなどの店舗での配布です。これに加えて、旅行代理店のJTBでも配布しており、観光客にもアプローチします。

プレゼント企画

さらに、広報誌を手に取った方々に嬉しいプレゼント企画も用意されています。本誌や岩手県に関する感想を寄せてくださった方々の中から、抽選で20名様に岩手県の特産品が贈られるとのこと。特産品には地元の新鮮な食材や工芸品が揃っており、当選者は岩手の“恵み”を楽しむことができます。

岩手県のブランド戦略

岩手県は、「岩手ソフトパワー戦略」の一環として、これまで培ってきた豊かな自然や文化、伝統を活かして、積極的な情報発信を行っています。「黄金の國、いわて。」という統一的なイメージコピーを使用し、県内外に向けたプロモーションを推進し続けています。地域経済の活性化や観光振興を目指して、さまざまな取り組みを展開しています。

岩手の魅力を再認識させる『黄金の國、いわて。』は、地元の方々はもちろんのこと、県外の人々にもその価値を伝える重要な媒体となることでしょう。今後の情報発信に期待が寄せられています。