リオン、AIコンペ「BirdCLEF+2025」で快挙を達成
リオン株式会社(本社:東京都国分寺市、代表取締役社長:加藤公規)は、世界を舞台に展開されたAIコンペティション「BirdCLEF+2025」において、社員の大澤正俊(医療機器事業部 開発部)と佐藤僚(研究開発センター 研究開発室)が参加するチームが金メダルを獲得しました。本大会は、世界中のデータサイエンティストたちが集まる競技プラットフォーム「Kaggle」にて開催され、全2025チームの中で5位という素晴らしい成績を収めました。
KaggleとBirdCLEFって?
Kaggleは、データサイエンティストやAIエンジニアが参加し、多様なテーマに対する機械学習モデルの性能を競う国際的なプラットフォームです。特に「BirdCLEF」では、AIを活用して生態系のモニタリングを行い、絶滅危惧種の保護や生物多様性の促進を目的としています。2025年の大会は、コロンビアのマグダレナ渓谷にある自然保護区で収録された動物の鳴き声から、AIを用いて種を特定する精度を競いました。
このコンペティションは3月10日から6月5日までの間に行われ、多くの参加者が、人工知能技術の精度を試される中、リオンチームは見事5位という成績を達成し、金メダルの栄誉を手にしました。
リオンの技術力と今後の展望
今回の受賞は、音を扱ったAI技術においてリオンが持つ優れた技術力を証明するものです。当社は補聴器や騒音計など「音」に関連する製品を数多く手がけており、AI技術を活用することで更なる問題解決に寄与することが重要であると考えています。このコンペティションで得られた知見は、当社製品における音環境の分析や特定音の認識に役立てられる予定です。
受賞者のコメント
受賞チームは、「初めての金メダルを手にしたことを大変嬉しく思います。今回の経験を通じて、多様なデータに対するアプローチや計算効率化など、実務に直結した知見を得ることができました。今後も、技術研鑽に努めるとともに、チームで得た経験を社内で広く共有し、製品開発に貢献していきたいと思います」とコメントしています。
さらなる情報
「BirdCLEF+2025」の詳細や結果については、Kaggleの公式サイトをご覧ください。
Kaggle公式サイトはこちら
お問い合わせ先
リオン株式会社
公式サイト
担当:IR広報課 岡部、重川
電話:042-359-7830