アストン、Umee TechnologiesのAIプラットフォーム導入で業務効率化を実現
埼玉県さいたま市に本社を置く株式会社アストンは、東京都調布市のUmee Technologies株式会社が提供するコネクテッドセールス・プラットフォーム『Front Agent』を導入しました。このシステムにより、営業活動や人材管理、IT活用に関する生産性の向上が期待されています。
1. 導入の背景と経緯
アストンは、今年で27期目を迎えるDX(デジタルトランスフォーメーション)+BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)会社であり、業務改善を支援することを使命としています。テクノロジーと人の力を組み合わせ、働き方の革新を図ることをビジョンに掲げています。アストンは、成長するスタートアップ企業との協業を進めており、ユミー社の『Front Agent』が自社のニーズに適合していることから導入を決定しました。
2. 導入後の効果
『Front Agent』を導入したことにより、アストンは打ち合わせ中のコミュニケーションに集中できるようになりました。それまでのオンライン会議では、受け取った情報を記録しながら相手の話を聞くことが難しい場面が多々ありましたが、新たに導入したAIアシスタントが商談に同席し、記録の自動化によって、ビジネスコミュニケーションの質が向上しました。また、AIが要約した議事録はCRMレーションシステムと自動連携されるため、まさに賢い秘書がいるような感覚を味わっています。
3. 今後の展望
アストンは今後、『Front Agent』の活用をコールセンター事業にも拡大する方針です。トップパフォーマーの知見を可視化し標準化することで、チーム全体の成長を促進することを期待しています。今後、商談や社内会議だけでなく、全体の業務プロセスにおける効果的な活用法を模索していくことで、さらなる生産性の向上を目指します。
4. Front Agentとは
『Front Agent』は、営業プロセス全般を支援するAI駆動のプラットフォームです。Web会議や電話会議、対面での会話を通じて生成されるAI議事録は、CRMソフトであるkintoneやSalesforceに自動で報告されます。また、リアルタイムで会話内容を分析し、商談での勝ち筋を導き出す機能も備えています。このような革新性により、導入からわずか6か月でサイボウズのパートナー評価制度において2つ星を獲得する成果も上げています。
5. 会社概要
アストンは、コールセンターや情報処理を中心としたBPO事業を展開しており、設立から20年以上にわたり多くの民間企業や自治体に向き合ってきました。近年は最新の技術を取り入れた付加価値の高いBPOを提供し、企業の成長をサポートしています。将来的には、さらに多くの技術革新を取り入れて、さらなるビジネスの成長を目指していくでしょう。