京都市に新たなモノづくりの拠点「0Labol」が誕生！

2023年7月17日、京都市中京区オリオンのエントランスに新たなモノづくりの拠点「0Labol（オラボル）」がオープンしました。このラボは「0から1を創る」ことを目的に、様々な製品の開発をサポートする施設です。オープニングセレモニーには、デザインファクトリーを開発した有限会社スワニーの橋爪社長も登場し、テープカットを行いました。

「0Labol」という名前は、ゼロ（どこにもないもの）から1（かたち）を創り出すという理念に基づいています。そのため、「０→１」の矢印の部分に「Labo」をあてはめたわけです。ここでは、顧客からいただいた製品のCADデータをもとに「型」データを作成し、さらに3Dプリンターや射出成型機を活用して実際の製品を形にしていくプロセスを体験できます。

このラボは、特に日本のモノづくり企業に向けて、積極的に活用してもらうことを目指しています。モノづくりの現場では、アイデアを具現化するための設備が欠かせません。0Labolは、その設備を通じて、企業が新たな商品開発を進められるよう支援を行っています。

さらに、0Labolでは完全予約制での見学も受け付けています。モノづくりに興味がある方や、実際に3Dプリンターや射出成型機の動作を見てみたい方は、ぜひ気軽にお問い合わせください。オリオン株式会社では、皆様のご利用を心よりお待ちしております。

機材と設備について

0Labolには、高性能な3Dプリンターや射出成型機が揃っています。これにより、デザインから製造工程まで一貫したサポートを提供することが可能です。また、樹脂型「デジタルモールド®」の制作も行っており、これはデザインの実物確認をスムーズにするために非常に役立ちます。

非常に実践的な環境が整っており、多様なプロジェクトに柔軟に対応できる体制が整っています。今後、さまざまな企業とのコラボレーションを通じて、より多くのイノベーションが生まれることを期待しています。