キューサイの新たな挑戦
キューサイ株式会社が創業60周年を迎え、この節目を機に「セルフエイジズム脱却プロジェクト」を立ち上げることとなりました。このプロジェクトの目的は、加齢に対するネガティブな思い込みをなくし、いくつになっても豊かに生きることを促進することです。今回はその詳細と、これからの展開についてお伝えします。
ウェルエイジングの意義
近年、人生100年時代が到来し、人々の健康寿命が延びる中、ただ体が健康であるだけではなく、心豊かに生きることが求められています。キューサイでは、健康的なライフスタイルを提案する企業として、「ウェルエイジング」を定義しました。
この概念は年齢に抗うのではなく、受け入れることで、自身の人生を豊かにするアプローチです。これに則り、健康的で多様な生き方が認められる社会の実現を目指しています。
セルフエイジズムとは
プロジェクトの中心となる「セルフエイジズム」とは、自分の年齢に対して抱く無意識のネガティブな思い込みのことを指します。例えば、「年齢だから挑戦できない」というような思考がこれに当たります。最近の調査結果によると、年齢を重ねるにつれてこの思い込みは強くなる傾向があり、最も顕著なのは50代女性であることがわかりました。
日本の2025年問題
2025年には後期高齢者が国民の5人に1人になるという事実があり、これは大きな社会課題です。この高齢化の流れと共に、ただカラダを健康に保つだけではなく、精神的な側面に目を向ける必要があります。加齢をネガティブに捉えるのではなく、ポジティブに活用する社会づくりが求められています。
プロジェクトの具体的な展開
本プロジェクトの第一弾として、全国約9,000名を対象にした「全国セルフエイジズム調査」を実施します。この調査では、人々が加齢に対して抱える思い込みの実態を明らかにし、それがどのような影響を及ぼしているのかを探ります。調査結果は今後の活動に活かされる重要なデータとなります。
さらに、第二弾として「スナック前向き~年齢(とし)をとるってバッチグー~」という体験型イベントを企画しています。このイベントの目的は、参加者が自分の年齢に対する思い込みを見直し、前向きに生きるためのきっかけを提供することです。
社会に向けたメッセージ
加齢には否定的な側面だけでなく、積み重ねられた知識や経験、豊かな人間関係といったポジティブな面も多くあります。年齢を重ねることが喜びとなるような文化を育むため、キューサイはこれからもたゆまぬ努力を続けていきます。
プロジェクトの詳細は特設サイトにて随時更新される予定です。ぜひご覧いただき、一緒に「ウェルエイジング」を実現するための第一歩を踏み出しましょう。
セルフエイジズム脱却プロジェクト特設サイト
会社の紹介
キューサイ株式会社は1965年に福岡で創業し、青汁をはじめとしたヘルスケア商品を提供しています。「健康な体と心」をテーマに、これからも新しい挑戦を続けてまいります。