持続可能性レポート発表
2023-05-18 10:00:01

コベーションバイオマテリアルズ社、初のサステナビリティレポートを発表し持続可能性向上への取り組みを示す

コベーションバイオマテリアルズ社の持続可能性レポート



2023年5月11日、バイオマテリアル企業のコベーションバイオマテリアルズ社は、独立企業としての設立から約1年を迎え、初のサステナビリティレポートを公開しました。このレポートでは、国連が提唱する持続可能な開発目標(SDGs)に基づく4つの重点分野での進捗状況が明らかにされています。

重点分野



コベーションバイオマテリアルズ社が定義した重点分野は以下の4つです:
1. 働きがいも経済成長も(SDG8)
2. 作る責任使う責任(SDG12)
3. 気候変動に具体的な対策を(SDG13)
4. 陸の豊かさも守ろう(SDG15)

働きがいも経済成長も(SDG8)


コベーションバイオは、2022年に安全性を確保しつつ、医療処置を要する負傷者をゼロにすることに成功しました。プロセス安全管理ではTierIのインシデントはゼロでしたが、TierIIのイベントや環境逸脱もあり、継続的な改善に向けた取り組みを進めています。

作る責任使う責任(SDG12)


同社の製品には再生可能な植物由来素材が含まれており、現在、全製品群が100%バイオベースまたは37%バイオベースで製造されています。ソロナ®ポリマーやプロパンジオール類も挙げられ、リサイクル可能な資源を用いた製造プロセスの開発が進んでいます。さらに、すべての拠点が地域の送電網から電力を調達し、一部には再生可能エネルギーも含まれています。

気候変動に具体的な対策を(SDG13)


企業は自らの排出量を削減し、2022年には年間94,000トンの温室効果ガスを報告しました。GHG排出量の削減を目指し、調査や新技術の導入を進めています。

陸の豊かさも守ろう(SDG15)


土地資源の持続可能な利用を図るため、コベーションバイオはTruterra™と提携し、農地の管理を改善するプログラムを展開しています。これにより、土壌の改善と作物の生産性向上を目指しています。

持続可能性の未来に向けて


コベーションバイオ社のCEO、Dr.マイケルサルツバーグは、「持続可能性は私たちの活動の核であり、このレポートはその進捗を透明に示しています」とコメントしています。また、サステナビリティ・リーダーのローレン・ジョンソン氏は「私たちは成長と共に持続可能性の地位を向上させていく」と語っています。

持続可能な材料の開発において、同社は業界全体に有意義な変化をもたらすことを実現しようとしています。

このレポートの詳細は公式サイトで確認できます。

会社情報


コベーションバイオマテリアルズ社は、2022年にデラウェア州ニューアークで設立され、持続可能な製品ポートフォリオを展開しています。さまざまな業界に高性能のソリューションを提供し、持続可能な未来へ向けた取り組みを強化しています。

会社情報

会社名
コベーション・バイオマテリアルズ・ジャパン株式会社
住所
千代田区丸の内1-6-5丸の内北口ビルディング9F
電話番号

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