Duolingoが文部科学省に参加
Duolingo, Inc.は、アメリカ・ピッツバーグに本社を置く教育テクノロジー企業で、最近、文部科学省が設置した「大学入学者選抜における総合的な英語力評価を推進するためのワーキンググループ」に正式に参画することを発表しました。この取り組みは、すべての受験者が公平に英語能力を証明できる環境を提供し、多様なバックグラウンドを持つ学生たちに平等な機会を提供することを目指しています。
ワーキンググループの背景
文部科学省のワーキンググループは、英語の4技能(読む・聞く・話す・書く)の総合的な評価を推進することを目的に、様々な教育機関や試験団体が参加しています。このグループは、2021年に発表された大学入試に関する提言を元に設立され、受験環境の整備や資格・検定試験の活用推進策について議論を行ってきました。
これまでに行われた5回の会合では、英語評価の制度設計や運用上の課題について具体的な解決策が模索されてきました。Duolingoは、この活動が自社の理念に一致していると感じ、参加を決定したのです。
Duolingo English Testとは
Duolingo English Test(DET)は、オンラインで受験できる英語能力試験で、AI技術と厳しいセキュリティを組み合わせ、受験者にとって公平で便利な試験体験を提供します。受験料は70米ドルで、試験時間は約1時間。結果は最短48時間で得られます。
特徴について
- - 受験の自由度:受験者はパソコンとインターネットがあれば、いつでもどこでも試験を受けられます。これにより、地理的な制約を取り払い、誰でも公平に受験できる機会が提供されます。
- - コストの削減:従来の英語テストに比べて受験料が低く設定されており、スコア送付の手数料も無料です。このため、経済的な負担を軽減し、多くの受験者にとってアクセスしやすい試験環境を実現しています。
- - 適応型試験:AIを用いたコンピューター適応型試験で、受験者の回答に基づいて出題内容がリアルタイムで調整され、高精度な評価を時間内に実施できます。
- - AIによる監査:試験中に実施される監視もAIが担い、不正行為を検知します。最終的な確認は人間の試験監督者が行うため、高い精度の不正対策が施されています。
これらの特徴を持つDuolingo English Testは、すでに世界中で6,000以上の大学や教育機関に採用されており、特にアメリカやカナダ、イギリス、オーストラリアの名門校でも受け入れられています。
Duolingoの使命と今後の展望
Duolingoは、楽しみながら学び続けられるように設計された無料のオンライン学習プラットフォームです。英語をはじめ中国語、スペイン語、フランス語など合計42言語を提供しており、特にモバイルフレンドリーな環境で学習できるのが特徴です。今後も、受験者にとって公平で便利な英語能力評価の選択肢を広げることを目指し、教育界への貢献を推進していきます。
Duolingoを通じて、私たちは英語学習の機会を広げ、誰もが自由に自分の能力を証明できる未来を実現したいと考えています。