AlphaThetaが新たにリリースしたDDJ-GRV6
2024年10月18日、AlphaTheta株式会社は、DJ体験を一新する新製品「DDJ-GRV6」を発表しました。この次世代コントローラーは、4チャンネルに対応し、rekordboxやSerato DJ Proとの互換性を有しています。特に注目すべきは、DJが自由にドラムパートを操ることができる革新的なGROOVE CIRCUIT機能です。
GROOVE CIRCUITの魅力
GROOVE CIRCUITは、再生中の楽曲のドラムパートを他のジャンルやスタイルのドラムに簡単に入れ替えることができ、その上でエフェクトを加えることも可能です。この機能により、従来のDJ機器では難しかった独自の音楽スタイルを楽しむことができます。ドラムパートを自在に操ることで、即興的なリミックスも実現可能です。この機能は特に、rekordboxに対応しているため、DJ初心者からプロまで幅広いユーザーに利用されることが期待されます。
さらに、Serato DJ Proに対応することで、STEMS FX機能を通じて楽曲の各パートにエフェクトをかけることができるため、さらにクリエイティブな演出が可能です。これにより、DJパフォーマンスの幅が広がることは間違いありません。
高機能レイアウトと操作性
DDJ-GRV6は、当社のフラグシップ機器のデザインを踏襲したレイアウトを採用しています。大型ジョグを搭載し、8つのパフォーマンスパッドが配置されています。これにより、クラブスタンダードの操作感を体験しながら、自由自在なスクラッチプレイが可能になります。特に、ミキサー部にBEAT FXのCH SELECTボタンが追加されたことで、現行のクラブスタンダードモデルとの振る舞いを統一しました。
曲選びを革新する機能
DDJ-GRV6には、曲選びをスムーズにする新機能「SMART ROTARY SELECTOR」が搭載されています。これにより、従来の操作方法に加え、上下左右に倒すことで直感的な操作が可能になりました。たくさんのトラックを素早く選定できるため、DJプレイの際のストレスを大幅に軽減します。また、「DISCOVER」ボタンを使えば、推奨楽曲を瞬時に検索でき、新しい音楽との出会いも楽しめます。
モバイルデバイスにも対応
DDJ-GRV6は、PC/Macだけでなく、モバイルデバイスにも対応しており、場所を選ばずにDJプレイを楽しむことができます。rekordbox for iOS/Androidを活用すれば、様々なシチュエーションでDJingを楽しむことが可能です。このように、自由なスタイルでDJプレイを楽しむための環境が整っています。
デザイン性とユーザビリティ
デザイン面では、マットブラックのシンプルな外観が特徴です。使用する上での直感的な操作性にこだわっており、必要な機能にスムーズにアクセスできるように工夫されています。また、GROOVE CIRCUIT機能はパッドの上部に段差を設けることで、ジョグ操作への干渉を最小限に抑えており、より快適なDJ体験を提供します。
まとめ
DDJ-GRV6は、GROOVE CIRCUITという革新的な機能とクラブスタンダードの操作感を兼ね備えた、次世代のDJコントローラーです。これからのDJプレイに新たな価値をもたらす製品と言えるでしょう。音楽での新しい表現を追求するDJたちにとって、見逃せないアイテムの登場です。