ダイキアクシス、セブン-イレブン向けにバイオ燃料供給を開始
株式会社ダイキアクシスは、100%子会社であるダイキアクシス・サステイナブル・パワー(DASP)を通じて、茨城県牛久市にあるセブン-イレブン店舗への配送車両にバイオ燃料の供給を開始することを発表しました。この新たな取り組みは、2024年12月3日から実施されます。
DASPは、2018年より愛媛県内のセブン-イレブン店舗向けにバイオディーゼル燃料(BDF)を5%混合した「B5軽油」を供給してきましたが、供給エリアは限られていました。しかし、2024年5月には茨城県に新たな事業所を開設し、自社のBDF製造プラントを構えた結果、今回新たに牛久エリアでもB5軽油の供給が実現しました。
地域との連携を強化
本プロジェクトでは、牛久市が近隣の9つの自治体と連携し、学校給食センターや一般家庭、企業などから回収した廃食油を利用して高品質なB100バイオディーゼル燃料を製造しています。この取り組みは廃棄された油を再利用することにより、地域でのエネルギー自給率を高めることを目的としています。また、今後他のエリアへの展開も視野に入れているとのことです。
産業まつりへの出展と地域貢献
さらに、DASPは2024年11月23日から24日まで愛媛県松山市で行われる「えひめ・まつやま産業まつり すごいもの博2024」にも出展します。このイベントは地域特産品の展示や販売、伝統工芸の製造実演等を通じて情報発信を行う場であり、DASPは使用済み食用油のリサイクルについてのデモンストレーションを行い、地域住民にエネルギー自給の重要性を伝える機会としています。
本年度の出展では、飲食店から回収した300リットルの使用済み食用油を基に、イベント会場でのエネルギー供給として700リットルの自社製バイオディーゼル燃料「D・OiL」を使用しました。このような活動を通じて、使用済み食用油のリサイクルを広げることを目指しています。
環境美化活動への参加
また、ダイキアクシス及びDASPは、JT愛媛支社が実施する「ひろえば街が好きになる運動」にも積極的に参加しました。この活動は地域の清掃活動を通じて、市民の環境意識を高めることを目的としています。参加者が実際にゴミを拾う経験をすることで、地域の環境美化に対する思いを深めることを目指しています。
ダイキアクシスグループとして、企業使命の一環として環境を守る活動を今後も継続して参ります。持続可能な開発を実現するためには、地域社会との関わりが不可欠であると考えています。私たちの取り組みが、多くの人々に愛される会社と地域づくりに繋がることを期待しています。
連絡先
この取り組みに関する問い合わせは、DASPのエネルギーソリューション事業本部までお願いいたします。ご興味のある方は、以下のメールアドレスまでご連絡ください。
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また、投資に関する情報は、ダイキアクシスの経営企画部までお願い致します。
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