ゼネテック、Mastercamを活用した次世代型オフラインティーチングシステム
産業用ロボットのプログラム作成に革命をもたらす「Robotmaster」が、ゼネテックによって新たに不二越製(NACHI)の軽量コンパクトロボット「MZ07」のサポートを開始しました。この新機能は、オフラインティーチングにおける生産性向上の手助けとして多くの期待が寄せられています。
Robotmasterとは?
「Robotmaster」は、業界で広く使われているMastercamの多機能なツールパス作成機能を活用して、各種産業ロボットの動作プログラムを効率的に生成するオフラインティーチングシステムです。その最大の特徴は、初心者でも扱いやすい直感的な操作性にあります。従来のティーチングペンタントによる手法では難しい複雑な動作や周辺構造物との干渉を検出・修正する機能も備えており、これによりロボットの動作プログラムの出力が飛躍的に容易になります。
さまざまな加工に対応可能
Robotmasterはミーリング、溶接、研磨、ウォータージェット、バリ取り、塗装など、多様な加工に対応しているため、幅広いニーズに応えることができます。国内外のトップロボットメーカー、川崎重工、安川電機、ファナック、デンソーウェーブをはじめとする企業が、Robotmasterの実績に信頼を寄せています。また、海外ではKUKAやABBなども対応しています。
不二越製ロボット「MZ07」の追加
最近、Robotmasterは不二越の「MZ07」を正式に対応機種に追加しました。このロボットは動作性能が非常に優れており、特にオフラインティーチングに対するニーズが高まっている昨今、ゼネテックは「MZ07」を利用するお客様に新しい価値を提供することを目指しています。この新しいサポートによって、Robotmasterの新たな需要が期待されています。
今後の展望
ゼネテックは今後、さらなる機種へのサポートを進めていく計画もあり、その中にはパナソニック製ロボットの対応も含まれています。Robotmasterの機能の拡充は、オフラインティーチングの可能性を更に広げ生産現場に革新をもたらすでしょう。
製品詳細と価格
Robotmasterの価格は240万円からスタート。その使用にはMastercamが必要なので、もし未保有であれば別途購入が求められます。
参考情報
企業情報
ゼネテックは1989年からMastercamの販売代理権を持ち、国内外で高い支持を集めてきました。8つの営業拠点と3つのテクニカルセンターを設け、販売・サポート体制を強化しています。
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