未来機械と墨出しロボット「SUMIDAS」の受賞
2026年9月3日、株式会社未来機械が開発した墨出しロボット「SUMIDAS」が一般社団法人日本ロボット学会の「実用化技術賞」を獲得しました。表彰式は第44回日本ロボット学会学術講演会の中で行われ、業界の注目を集めました。
墨出しロボット「SUMIDAS」とは?
SUMIDASは、建築施工における重要な工程「墨出し」を自動で行うロボットシステムです。墨出しとは、建物の部材取り付け位置などを床面に記す作業を指し、手作業では非常に時間がかかる部分です。このロボットは、3次元レーザ測量機を活用し、CADデータに基づいて床面に正確に墨を打つことができます。
この技術は、竹中工務店、未来機械、レンタルのニッケンという3社の共同開発によるものであり、各社の強みを活かした素晴らしい成果です。竹中工務店が基本特許の開発と試作機の検証を行い、未来機械が商用機の開発・製造を担当、レンタルのニッケンは2023年11月からこのロボットのレンタル事業を始めます。
実用化技術賞の意義
実用化技術賞は、産業の自動化を促進し、社会生活の改善に寄与するロボット技術の開発を評価するために、日本ロボット学会が毎年贈呈しています。過去には、エンターテイメント分野のロボットや、小惑星探査機に使用される技術も受賞しており、その名誉は非常に高いものです。
今後の展開
未来機械は、レンタルのニッケンによるSUMIDASのレンタル事業をサポートしつつ、現在の技術を活かした新しい墨出しロボット「HOKUSAI」を海外市場向けに展開しています。HOKUSAIは、日本国内ではもちろんのこと、海外の建設現場にも導入されることを期待されています。「HOKUSAI」は未来機械の登録商標で、さらなる技術革新を目指しています。
代表のコメント
代表取締役社長の三宅徹は、「この受賞は、3社の協力によって生まれた成果であり、当社の技術が社会に貢献できることを証明できた瞬間です。我々は創業以来、厳しい環境で使えるロボットの研究開発を続けてきました。今回の評価を励みに、今後も現場で使われるロボットの実用化に取り組んでいきます。」とコメントしました。
株式会社未来機械について
未来機械は、香川県高松市に本社を構える企業で、「テクノロジーでロボットを当たり前の存在にする」というミッションのもと、多様なロボット技術の研究開発、製造、販売に取り組んでいます。2004年に設立されたこの企業は、厳しい環境で活躍できるロボット機器の分野での先駆的存在です。
- - 社名: 株式会社未来機械
- - 所在地: 香川県高松市上林町584-1
- - 代表者: 三宅 徹
- - 設立: 2004年3月24日
- - 資本金: 約8億円
- - 事業内容: ロボット・メカトロニクス機器の研究開発、製造、販売
- - URL: https://miraikikai.jp
今後も、未来機械の動向に注目が集まるでしょう。