自宅で簡単に健康管理！Bisuが尿・唾液検査を提供する新サービスを発表

最近、自宅で手軽に健康を管理できるサービスが注目されています。その中でも、Bisu, Inc.が提供する「Bisu Body Coach」が話題になっています。これは、自宅で尿や唾液を使って健康状態をチェックできるラボグレードの検査サービスで、多くの人々にとって生活の質を向上させる新しいツールとなるでしょう。

「Bisu Body Coach」の使い方

「Bisu Body Coach」は、使い捨てのテストスティックを使用して、数滴の尿または唾液を簡単に採取します。このサンプルを専用の小型検査デバイスに差し込むだけで、多様な健康項目を高精度で分析。なんと、分析結果はわずか2分で手に入ります。主な特徴の一つは、マイクロ流体技術を駆使したマイクロ流体チップを使って、家庭用検査では従来の2倍にあたる20項目以上の検出が可能な点です。

スマホアプリでさらに便利に

Bisuのサービスは、単に検査結果を提供するだけに留まりません。本製品では、小型検査デバイスと連動したスマートフォンアプリが重要な役割を果たします。このアプリでは、水分補給やビタミン、ミネラルといった栄養素に関するフィードバックが得られるほか、個々の健康改善に向けたアドバイスも表示されます。さらに、分析結果を医師やトレーナー、家族と共有することも可能です。こうした機能により、ユーザーはより効果的な健康管理を行えるようになります。

今後の計画と資金調達の狙い

今回Bisuがシードラウンドで調達した総額3.5億円の資金は、「Bisu Body Coach」のさらなる製品改良や販売の拡大に使われる予定です。また、今後は栄養検査に加えてトレーニング効果の測定やホルモンバランス、さらにはペットの健康状態をチェックするツールの開発も計画しています。

さらに、Bisuはスポーツブランドのアシックスと協力し、健康に寄与する新たな活動を推進する意向です。Bisuが参加したスポーツ・フィットネス業界のイベントでも優勝するなど、実績を重ねている彼らは、データ分析を活かしたサービス提供を通じて、一人ひとりの健康や運動性能を向上させたいと考えています。

協業先からの期待と展望

アシックスの蔭山広明代表は、Bisuの提供する技術が家庭で手軽に健康データへアクセスできる点に注目し、出資を決めたと語っています。さらに、BisuのCEOであるDaniel Maggsは、今回の資金調達が多くの投資家からの信頼の証であることを強調し、未来への希望を込めています。CTOのWojciech Bula博士も、アシックスとの協業を発表できたことに喜びを示し、お互いの理念が一致していることを強調しました。

会社概要

Bisuは2015年に設立され、東京都中央区に本社を構えております。現在、資本金は4億5千万円で、健康管理に関する新しいサービスを提供し続けるスタートアップ企業です。公式ウェブサイト(Bisu Official)でも詳細を確認できるので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

これからのBisuの活動から目が離せません。自宅で気軽に健康を管理できるこのサービスは、多くの人々にとって生活を変える可能性を秘めています。今後の展開には期待が高まります。