TGR-DC育成ドライバーが2024FRJに挑む
TOYOTA GAZOO Racingが運営する『TGRドライバー・チャレンジ・プログラム(TGR-DC)』から、いよいよ2024年の『Formula Regional Japanese Championship(FRJ)』に挑む2名の若手ドライバーが発表されました。彼らが目指すのは、FIA-F4選手権を経て、さらなる高みへと進むことです。
TGR-DCの育成プログラムとは
『TGR-DC』は、国内外のトップカテゴリーで活躍するドライバーを生み出すことを目的としたプログラムです。これまで、FIA-F4選手権で日々の厳しいトレーニングを受けた中から選ばれた佐野雄城と卜部和久が、2024FRJへのエントリーが確定したことは、特に注目されています。
エントリー詳細
新たにFRJにエントリーする体制が決定しました。佐野雄城選手と卜部和久選手は、TGR-DC Racing Schoolを代表して、車名『TGR-DC RS FR』で参戦します。エントランス名は『TGR-DC Racing School』、代表は福木哲也氏が務めます。
このエントリーは、全6大会のうち、後半2大会になります。具体的には、次のようなスケジュールとなっています。
- - Rd.5:2024年9月13日~14日(富士スピードウェイ、WEC併催)
- - Rd.6:2024年10月12日~13日(富士スピードウェイ、SF併催)
若き才能、佐野雄城と卜部和久
佐野 雄城(Yuki Sano)
- - 生年月日:2006年12月12日(17歳)
- - 出身:静岡県
- - 経歴:
- 2009年:キッズカートデビュー
- 2015年:カートステップアップ
- 2023年:FIA-F4日本選手権最高位3位、シリーズ7位
佐野選手は、早くからカートを始め、数々の大会で成績を残しています。2023年にはFIA-F4日本選手権での最高位3位を獲得し、実力を証明しました。
卜部 和久(Urabe Kazuhisa)
- - 生年月日:2005年4月25日(18歳)
- - 出身:山口県
- - 経歴:
- 2019年:カートデビュー
- 2023年:FIA-F4日本選手権PP1回優勝、シリーズ8位
卜部選手もカートからのスタートを経て、2023年にはFIA-F4日本選手権でPP1の栄冠を手にしました。今後の成長が楽しみです。
FRJの詳細
FRJは、FIAの規定に則ったフォーミュラカーの競技で、参加にはいくつかの条件が設けられています。ドライバーは18歳以上で、国内Aライセンスまたは国際B/Cライセンスを保有していることが求められます。車両は、FIAフォーミュラ・リージョナル規格の『童夢F111/3』が使用されます。
今後のレースに向け、佐野選手と卜部選手、そしてTGR-DC Racing Schoolがどのような挑戦を見せるのかが期待されます。若手ドライバーの活躍に、是非ご注目ください。
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