協定締結の背景
2025-01-30 17:35:41

OCVBとブログウォッチャーが観光産業復興のための協定を締結

OCVBとブログウォッチャー、観光DX推進のための連携協定を締結



一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)は、観光業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を進めるため、株式会社ブログウォッチャーとの包括連携協定を締結しました。この協定は、観光サービスの復興を推進するための重要なステップとして位置付けられています。

協定の背景



新型コロナウイルスの影響により、観光産業は未曾有の打撃を受け、特に沖縄県では観光業が経済の基盤を支える重要な役割を果たしています。観光客数の激減に伴い、地域経済も深刻な影響を受けており、新たな観光業の復活と持続性を実現するために効果的な施策の模索が求められています。

OCVBは、広域連携DMO(地域づくり法人)として、観光データを活用しつつ地域の課題解決に取り組む姿勢を持っていました。このため、ブログウォッチャーが提供する人流データを活用し、地域観光の現状を可視化する活動を進めてきました。その過程で生まれた「地域にとってどんなデータが必要か」や「どのような形でデータを利活用できるのか」といった具体的な議論があったのです。

今後の取り組み内容



本協定に基づき、両社は観光DXに向けた取り組みを進めることになります。特にOCVBがリリースした観光マーケティングレポート「おきなわ観光地域カルテ」の機能強化に注力し、地域の意思決定を支えるための「学びの場」や成功事例の収集を行うことが予定されています。これにより、沖縄県のみならず、他地域でのデータ利活用も視野に入れた活動が行われる見込みです。

代表からのメッセージ



OCVBの下地芳郎会長は、「この協定を通じて観光産業が復興し、持続可能な地域の発展に寄与することを期待しています。データを基にした具体的な施策を通じて、地域課題の早期解決を目指します」と励ましの言葉を述べました。

一方、ブログウォッチャーの新村生社長は、「沖縄は日本を代表する観光地であり、持続可能な発展には欠かせないデータ利活用による施策立案が重要です。これからの協力関係を通じて、地域の観光活性化に大いに貢献したい」と述べ、意気込みを明らかにしました。

現在の成果と今後の展望



協定締結に至るまでの取り組みでは、すでに地域から「データに基づく施策実施で新たな消費が生まれた」などの嬉しい成果が報告されており、両社は今後もこの流れを継続していく予定です。特に観光目的税の導入や閑散期対策、海外市場への対応といったテーマについても、広域連携を強化しながら推進していきます。

沖縄は、戦後80周年や関西万博、大型テーマパークのオープンといった大きな節目の年を迎えています。本協定を活用し、さらに観光産業を発展させるために、両社共に全力で取り組んでまいります。


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会社情報

会社名
一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー
住所
沖縄県那覇市小禄那覇市小禄1831-1沖縄産業支援センター2階
電話番号
098-859-6123

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