UNIBO静岡のオープン
2025年4月1日、静岡市葵区に新たにデジタルハイブリッドB型就労支援施設「UNIBO静岡」がオープンします。これは、株式会社江﨑新聞店が社会福祉法人tomoni plusとの協力によって開設するもので、県内では初めての試みとなります。
UNIBO静岡は、障がいを持つ方々に対してデジタル・クリエイティブのフィールドで就労の機会を提供し、地域社会に貢献することを目的としています。特に、情報文化の担い手としての役割を果たしながら、利用者にさまざまな活動の場を設けていくことを重視しています。経済的な支援も行い、時給を通常の200〜300円代から1050円へと引き上げることで、彼らの生活向上をサポートすることを目指しています。
オープニングセレモニー
UNIBO静岡のオープニングセレモニーは、3月28日16:00より開催されます。このセレモニーでは、地域のEsports関係者や障がい者福祉に関する専門家を招き、それぞれの視点から今後の展望についてトークショーを行います。また、利用者や地域の方々が参加できるゲーム体験会や内覧会も併せて実施される予定で、盛りだくさんの内容となっています。
多様な就労機会の提供
UNIBO静岡では、地域内の企業との連携を基に、利用者一人ひとりに合った多様な就労機会を用意しています。例えば、E-sportsイベントの企画運営や、地域のお子様向けプログラムのサポートなど、子供やシニア向けの教育事業にも力を入れています。このように、幅広いスキルを磨く場を提供することで、就職後の活躍を期待しています。
グループ企業と協力しながら、映画館やエンターテイメント施設でのイベント業務、広告関連の軽作業なども受託し、多様性を持った就労環境を整えています。
地域社会への貢献
この取り組みは、ただ障がい者支援を行うだけでなく、地元経済の活性化にもつながると考えています。UNIBO静岡では、地域のイベントを開催することで人々の交流を促進し、中心街への人の流れを増やす方針です。デジタル人材の集積とイベントを通じて、地域全体の賑わいを創出していく意向です。
今後の展望
UNIBO静岡が目指すのは、障がい者が活躍できる新たなモデルケースの確立です。利用者が自立し、地域に貢献しながら生き生きとした生活を送れるよう、さまざまな支援を行っていきます。これからの展開にも注目が必要です。詳細情報や面談のご希望がある方は、紹介された連絡先までお問い合わせください。
「UNIBO静岡」は、静岡市内で新しい支援の形を提供することを通じて、地域社会に新風を吹き込むことでしょう。