5分で着られる本格着物「WASOMI.」がアメリカに登場！日本文化の新たな挑戦

「5分で着られる本格着物WASOMI.」がアメリカ市場に進出！

一般社団法人グローバル和活和育（所在地：福岡県、代表理事：細川武人）は、日本の伝統文化を世界に広めるための新たなプロジェクトをスタートさせました。その名も、世界初の「5分で着られる本格着物」WASOMI.です。この画期的な着物は、2024年8月20日（火）からアメリカのクラウドファンディングプラットフォームKickstarterで販売が開始されます。このプロジェクトは、2024年10月4日（金）までの期間を予定しています。

WASOMI.の特徴

WASOMI.は、着物好きだけでなく、初めて着物を着る方々にも最適なデザインとなっています。その特長は以下の通りです。

- 簡単な着付け: 立体縫製により、着物が5分という短時間で簡単に着られます。従来のように紐を使う必要がなく、帯の締め付けも解消されるため、一日中快適に過ごせます。
- お手入れが簡単: 100％高品質ポリエステルを使用しており、洗濯機で洗うことができます。アイロン掛けも不要で、普通の洋服と同じようにハンガーにかけて収納できます。
- 本格的なデザイン: 特殊な立体縫製により、美しいシルエットを保ち、着物本来の気品や色彩を楽しめます。

YouTubeでは着方についても紹介されているので、ぜひご覧ください: WASOMI.の着方

着物市場の現状

日本国内では着物市場が過去数十年間で大幅に縮小しており、1999年には約6,500億円だった市場規模が、2021年には約2,446億円にまで減少しました。この縮小の背景には、着物を扱う店舗数の減少や、消費者の着物離れが影響しています。しかし、海外では日本文化への関心が高まっており、特に欧米では文化イベントやファッションショーでの着物の展示が注目を集めています。

このように、着物の国際的な影響力は拡大しており、海外市場への展開がますます重要になっています。

海外展開と成長の必要性

現在、日本人が日常的に着物を着ることが減っていますが、海外の需要は増加しています。WASOMI.の普及は、特に海外に住む日本人や、日本文化を愛する外国人をターゲットにしたものです。このような展開を進めることで、今後の市場拡大が期待されています。

開発者の井上都裳子が語る誕生秘話

開発者の井上都裳子さんは、「WASOMI.の開発は、娘の海外留学中に着物を着たいという願いから始まりました。多くの人が簡単に美しい着物を楽しめるよう、10年間の研究を経てこのプロジェクトが実現しました。WASOMI.は伝統と現代の便利さを融合させた新しい着物です。この機会にぜひ、WASOMI.の魅力を体感していただきたい」と語っています。