新たな挑戦:sanpackの堺工場が稼働開始
合同会社sanpackが新たに大阪府堺市に「sanpack堺工場」を開設し、7月5日より稼働を開始しました。この工場は、化粧品の液体バルク生産に特化した設備を整えており、化粧品メーカーからの多様な要求に応えるための新たな体制を整えました。
工場新設の背景
これまでsanpackは、化粧品・医薬部外品の充填から包装・加工までを総合的に手がけてきましたが、液体バルクの製造については外部から原料を受け取る形で実施してきました。しかし、化粧品メーカーからの強い要望を受けて、これまでの体制を進化させ、液体バルクの製造からOEM生産が可能な体制の構築を決定しました。特に新型コロナウイルスの影響による肌トラブルの増加に鑑み、マスクやアルコール消毒による皮膚への影響に関しても最前線で対応したいと考えるようになりました。これにより、健康で豊かな生活を支える製品の提供ができると期待されています。
新工場の特長
新設された工場には、500Lと1000Lの真空乳化装置がそれぞれ1台ずつ設置されており、加えて800Lの原料溶解槽を2基備えています。これにより、水相用と油相用の原料を効率的に混合でき、さまざまな成分を含む化粧品や医薬部外品の製造が可能になります。これまで以上に幅広い製品に対応することができ、メーカー様からのニーズにきめ細かく応えることに特化しています。
sanpackについて
合同会社sanpackは、2017年に設立されました。代表の山本篤氏の前職での経験を生かし、化粧品・医薬部外品の充填から包装・加工まで、幅広く事業を展開しています。コロナの影響で化粧品需要が減少する中、2020年には医薬品メーカーから手指消毒商品の生産依頼を受け、業界のニーズに応じた柔軟な対応を行っています。
バルク製造専用工場の概要
SANPACK堺工場は以下の情報を有しています:
- - 所在地:大阪府堺市美原区丹上277-1
- - 敷地面積:150坪
- - 稼働開始日:2021年7月5日
この新たな製造拠点がもたらす可能性は大きく、消費者や化粧品メーカー双方にとって有益な環境を提供することが期待されています。新工場の稼働により、さらなる革新と健康的な肌ケアが実現されることでしょう。
今後の展望
sanpackは、今後も多様なニーズに応じた製品の提供に努めて参ります。そして、消費者の生活向上に寄与できるよう、引き続き努力していきます。流行に敏感な市場において、使い勝手の良い製品の開発と効率的な生産体制の整備を図り、より高品質な商品を提供していく所存です。