経理や人事の業務効率化を目指すスマホアプリコンテスト開催

弥生スマートフォンアプリコンテスト開催

弥生株式会社が、業務ソフト「弥生シリーズ」と連携するスマートフォンアプリを募集する「弥生スマートフォンアプリコンテスト」を開催します。このコンテストは、業務効率化を目指すものであり、約90万人の弥生ユーザーを対象としています。

コンテストの目的は、開発者に新たなビジネスチャンスを提供しつつ、ユーザーに役立つスマホアプリを提供することです。応募者は経理、人事、販売管理などバックオフィスの業務を楽にするアプリを開発しなければなりません。募集部門は、「弥生シリーズ連携アプリ部門」と「業務効率化アプリ部門」の二つがあります。

それぞれの部門で、グランプリや準グランプリに加え、企画賞も用意されています。特に、弥生シリーズ連携アプリ部門のグランプリには100万円が贈呈され、業務効率化アプリ部門のグランプリには50万円が与えられます。また、各部門の準グランプリにも賞金が用意されています。

コンテストの審査は、日本Androidの会の丸山不二夫氏やAppBankの村井智建氏など、業界の著名人によって行われます。結果は12月上旬に特設サイト上で発表予定です。

弥生株式会社は、創業以来、中小企業や個人事業主のビジネスを支援することを企業理念として掲げています。このコンテストもその一環であり、開発者にはエキスパートとのネットワーキングや共同プロモーションの機会が提供され、ビジネスの拡大が期待できます。

また、応募を考えている開発者を対象にしたラウンドテーブルイベントも見込まれています。この場では、弥生シリーズの理解を深めたり、求められている業務アプリの内容について話し合ったりすることができるようです。

弥生株式会社は、スマートフォンユーザーのニーズに応えるため、開発者たちのアイデアを広く募集します。実際、弥生が行った調査では、ユーザーの約24%がスマートフォンを利用しているとのことですが、需要に見合ったアプリはまだ少数です。

このコンテストを通じて、業務効率化に貢献するアプリの充実を図り、開発者とユーザーの架け橋となることを目指しています。今後の展開に注目です。